ウォーキングフロッグ Walking Frog / ライブターゲット Livetarget

 

今年のICASTショーはのんだくれ的にイマイチというか不完全燃焼感が残るものでしたが、そんな中でもビビッ!と電流が走ったモノがいくつかありました。

このカエルペンシルもそのうちのひとつ。

カナダの新進ブランド、コッパースフィッシング・ライブターゲットブランドが解き放ったウォーキングフロッグです。

 



 

なんてったってこのルックスですから。

元々ライブターゲットのルアーは新時代のナチュラルプロファイル/ナチュラルカラーを基本コンセプトとするブランドなのでのんだくれの琴線に触れるルアーが多かったんですが、コレにはヤラれました。 瞬殺です。

ショー開始前日、各ブースのスタンバイも終わって人もまばらになった会場でコイツを見つけて一人チンコ固くしてました。

 

 

どーです、このキック姿勢のまま瞬間冷凍したかのようなこの姿勢。

まさにのんだくれのハートを 山本リンダ 狙い撃ち。

ショーが始まるや否やソッコーでブースに走って注文したのは言うまでもありません。

 

 

小魚に始まり果ては小鳥やリスなどの小動物まで、プレデターが捕食するエサは多岐にわたりますが、カエルほど身近で捕食しやすいベイトはないんじゃないかと。

そんな哀しい宿命の下に生まれたのに愛嬌を忘れないカエルはどこか健気で、我々ルアヲタにもタマらん存在なんです。

 

 

キック姿勢のカエルをそのままペンシルベイトにしたインパクトに馴れてきたら、今度は細部の作り込みにヤラれる番です。

指の一本一本までちゃんとモールドされた手や、骨格や筋肉をも再現したボディの微妙なラインや皮膚の凹凸などなど、かなーり気合いが入ってます。

 

 

元々ナイアガラ地区でフィッシングガイドをしていたグラント・コッパースが興したコッパースフィッシングは、ライブベイトを多用していたグラントのガイド経験に基づいたコンセプトがウリの会社。

なので従来のナチュラル系ルアーと違い、骨格や筋肉などの生物学的アングルからもデザインをチェックしています。

 

 

ベイトの一瞬の動きをいかに捉えてアクションとして具現化するかというのがデザインポリシーだぜ…みたいな事を、マ-ケティングディレクターの テリーおじさんがアツーく語ってくれました。

リアルな造形で理想のアクションを出すのが非常に難しかったとのこと。

結果、のんだくれのような極東のルアヲタをハァハァ言わせることに成功してるのでその苦労は十分に報われてるんじゃないかと。

 

 

しかし造形だけなら我らが海洋堂の方がずっと上、コッパースはルアーとしての機能も盛り込まないとオハナシになりません。

そこで盛り込まれたのがこのアゴ下のエグレ、つまりポッパーでいうところのカップです。

約60度の姿勢でカップを水面上に出して浮き、ロッドアクションでお辞儀するとこのカップがポップ音とともに前方に水のカタマリを発射するという仕組みです。

アクションについての詳しい話は聞けませんでしたが、多分設計時にイメージしたのは目だけを水面から出して浮いてるカエルが急に潜る時のあの動きなんでしょうね。

 

 

そのポップアクションを助けてるのがテールに仕込まれたウェイトです。

ハラにもウェイト兼ラトルボールが入ってるのでペンシルベイトとしては比較的うるさい味付けになってます。

気になるアクションはピョコピョコ系。

見かけほど大きくスライドすることはありませんが、これはポップ音というかスプラッシュを出すためのセッティングでしょう。

この辺は好みが分かれるところかもしれませんね。

 


 

フックは前後ともヤル気マンマンのブラックニコーフィニッシュ。

ライブターゲットのトップウォーター~サブサーフェスルアーはブラックニッケル、対してクランクベイトやジャ-クベイトにはシルバーニッケルのフック採用するのが決まりなんだとさ。

その理由は… 聞くの忘れました😅

 

 

ネームプリントはハラ側にライブターゲットロゴのみ。

ネームヲタとしてはこれはちょっと寂しいですね。

このブランドはロゴのセンスもイイだけに、是非ともフルネーム入れて欲しかったなー。

 

 

ちなみにこのカエルには弟サイズもラインナップしています。

弟の方はペンシルベイトというよりも、ポッパーの性格の方が強い感じですね。

 


 

オリザラなどの遠投系サーチベイトではなくて、コイツは比較的ショートディスタンスでスプラッシュ&ポップでテンポ良く誘うタイプのペンシルベイト。

ハスやウィードのエッジに沿ってチャプチャプ泳がせるなど、その造形が造形だけに使う側も徹底的にカエルをイメージして使いたいですね。

そういう意味ではコイツはカナダ製でありながらも、至極日本的なペンシルベイトかもしれません。

 



 

コメント
*2010年投稿時にいただいたコメントをそのまま転載しています

 

1. ドバヤン December 22, 2010 21:36
5緑色と茶色のヤツを購入していますので,明日,泳がせに行ってきます。
それとソリザラと。ゴムもんは休み。

 

2. T19 December 22, 2010 22:36
初めまして。ルアーの使い方など、これまでにかなり参考にさせてもらっています!
私も変わったデザインのルアーが好きなんで、このカエルちゃんもかなり欲しいですね!そのうち買う予定です。
ライブターゲットのルアーは、まんまザリガニのバイブを持ってますw

 

3. tei-g December 22, 2010 23:14
あー、何かと物要りの師走だけに注文ボタンを押すのを我慢してたんですが、もう読んでる間に我慢汁が・・・・、
降参です。注文します。ズルイですよ、この記事は(笑)。

 

4. tsuru mann December 23, 2010 14:56
さっそく使ってみました。蛙とザリガニは男のロマンといいながら。むちゃくちゃシビレル動きについ2時間も。
友人がシャッドで爆釣してる隣で(泣)釣果は聞かないでください。

 

5. のんだくれ December 23, 2010 15:04
ドバヤンさん
ゴムもんは休みという一文には笑わせて頂きました。(笑)

 

6. のんだくれ December 23, 2010 15:06
T19さん
コメントありがとうございます!
あのザリガニバイブ&クランクにもハート狙い撃ちされました。
これで釣りてぇ!と思わせるルアーですよね。(笑)

 

7. のんだくれ December 23, 2010 15:08
tei-gさん
ズルいですか。(笑)
実はNIBで扱うモデルもそうでないモデルも、ライブターゲットのルアー全モデルを記事にしようかと目論んでるんですが…。(爆)

 

8. のんだくれ December 23, 2010 15:09
tsuru mannさん
シャッド爆釣の横でコイツを2時間も… しかもこのクソ寒い時期に…
その根性はもうすでに50upを上げたようなもんです

 

まさに漢のロマンだー!(爆)
9. バジェッ太 December 25, 2010 22:41
柔らかいのも硬いのも全て大人買いしちゃいました(爆)。
浮き姿勢も良いのですが、ポーズするとき足をゆっくりと下げるようになるトコロがいいと思います。
可愛いだけでなく、つカエルルアーですね。

 

10. のんだくれ December 25, 2010 22:53
バジェッ太さん
コンプありがとうございます。(笑)
そう言われてみればそんな感じですね。
『つカエルルアー』という単語、使わせていただきます。(笑)