
「バズベイトのスクイーク音はリベットとの摩擦によって発生する」という話だが、実は「ブレードがリベット/シャフトとの摩擦する事によって発生した音がブレードによって増幅/拡散される」が正解。
よってブレードのサイズ/厚み、ペイントやブランキングの有無によって音量や音質が変わるので試してみて。
そしてこの組み合わせがベストだと言われているのが、ご存知ゲーリーヤマモトのバズベイト。

どこにでもある、見方によっては古臭さすら感じるバズベイトだが、スクイーク音と軽快なシャラシャラサウンドの具合が絶妙で、何故か分からんがすこぶるバスの反応が良い。
おそらくブレードだけでなくシャフトもヘッドも増幅器(アンプリファイア)の役目をしていると思われるが、誰もが「なんか知らんけどよく釣れる」と口を揃える。
ゲーリーがこのセッティングを狙ったのか、それともたまたまそうだったのかは不明だが、バズベイトアングラーを自負するならば是非とも使い込んで欲しい逸品。
一方で「ブレードが音を増幅する」がピンと来ない人がいるのも事実。
そんな人はプラスチック製のブレードを思い出すと分かりやすい。

プラスチックブレードはリベット同士が摩擦してもほとんどスクイーク音は聞こえないのだ。
金属ブレードとは全く違ったシャララーといった軽い回転音がするのみなのでブレードの働き具合が良く分かる。
それだからといって釣れないとならないのがバズベイトの面白いところ。
プラブレードは金属ブレードにはないポコポコサウンドを発することが出来るのだ。
80年代のプラブレード全盛期に釣ったことがあるGGY以外は「バズベイトでポコポコサウンド?そんなので釣れるの?」と物足りなさを感じるのもムリはないが、実はこのサウンド、ジッターバグやクレイジークローラーが発するあのサウンドと同系統のフィッシュアトラクター。
それを聞いてピンと来る人は立派なナマズアングラーでしょう。
そうです。プラブレードのバズベイトはナマズにめちゃくちゃ効くんです。
そういう意味において、プラスチックブレードは金属ブレードとは対局にあるので、ローテーションを組んでみるとその日の当たりバリが見つけやすいかも。
ちなみによく言われてる「スクイーク/Squeak」とはモノ同士が擦れて軋む様子を表す名詞で、これにはネズミなどの小動物がキーキーと鳴く意味も。
同時にスラングでは密告するという意味深な使い方も出来たりします。
一体どこで使うんだってハナシですがw


