レッドフィン Red Fin / コットンコーデル Cotton Cordell

レッドフィン C09 コットンコーデル
ウェイクベイトコットンコーデル Cotton Cordellショートビルジャークベイトトップウォーター

レッドフィン C09 コットンコーデル

 

クリアボディのルアーってイイですよね。

 

単に内部構造が見えるというだけじゃなくて、何というか、クリアであるがゆえの存在感というか独特のものがあるんですよねー。

 

でもクリアカラーのミノーをラインナップしてるブランドって意外と少ないんです。

 

ということで、今日のゲストは数少ない透明ミノー、コットンコーデルコーデル家のレッドフィンです。

 



 

レッドフィン C09 コットンコーデル

 

あれ?このルアー、以前出してたんじゃない?と思ったあなた、相当このブログを読み込んでますね。

 

でも以前紹介した方は4インチのちっこい版。

 

今回のヤツは5インチのでっかい版です。

 

レッドフィン C09 コットンコーデル
レッドフィン C09 コットンコーデル

 

むかしむかし、まだハナタレのガキだった頃、クリアカラーのルアーを見る度に、『こんなんサカナから見えねーし!』と言ってたのが懐かしいですね。

 

今さら説明するまでもありませんが、クリアカラーは水中に入るとボディ全体が鏡のように独特の光を放ちます。

 

【ピーカンのクリア】と言われるように晴れた日中の定番カラーとして紹介されていることが多いですよね。

 

だったらもっとクリアカラーのミノーが存在してもイイはずなんですが…   ドシテ?

 

レッドフィン C09 コットンコーデル
レッドフィン C09 コットンコーデル

 

クリアなので当然シースルー。

 

オールドのクリアはセピア色に成長していくのでその過程も一緒に楽しめます。

 

しかしスバラシイのはコーデルの色彩バランス。

 

単なるクリアボディにレッドフィンのトレードマークでもある赤エラを吹いただけではイマイチ芸がないので、頭部にパールがかったブルーを吹いて全体を引き締めてます。

 

内外問わず、最近のルアーでこういうのって見なくなりましたよね。

 

ちなみにこのカラーはコットンコーデルのコードで言うところの “12 Clear/Blue Nose”。

 

このカラーはクレイジーシャッドの定番色なのでボックスで飼ってる人も大勢いるでしょう。

 

この12番のレッドフィンがリリースされた時期は、カラー番の前にルアーのモデルナンバーを付けた通し番号で呼ばれていました。

 

例えばこのC09サイズのレッドフィンであれば、当時のモデルナンバーが “9” なので、それとカラーナンバーを組み合わせて “912” という具合。

 

80年代に入り、モデル数が多くなったのでこの通し番号制度?は無くなってしまいましたが。

 

レッドフィン C09 コットンコーデル

 

クリアボディは内部構造をオカズにして楽しめるのもイイですね。

 

採用されているリグは、いわゆるエイトリングではなくて、先っぽを折り曲げたパーツを挟み込んでソニックウェルドしています。

 

エイトリングよりも強度が増すこのリグはクレイジーシャッドやボーイハウディにも採用されてるコットンコーデルならではのリグですね。

 

あ、そういえばザ・プロデューサーズのルアーもこの方式を採用してました😁

 

でも先述の100mm版はフツーのエイトリングを採用してるから、これにも対象魚や年代による違いとかがあるんでしょうね。

 

レッドフィン C09 コットンコーデル

 

コイツはソルト用として出されたので、フックは前後ともカドミウムの防錆バージョンを配備。

 

同じ130mmでも淡水用の細軸ラウンドベンドを装備したヤツもあります。

 

オールドのビッグオーとかについてるあの丸っこいフックです。

 


レッドフィン C09 コットンコーデル

 

クリスタルボーイになってもネームのエンボスモールドは忘れてないところがニクイですね。

 

まあ金型が同じなので当たり前なんですけど😁

 

コーデルルアーのお約束になってる△おちょぼ口もしっかりとアイデンティティを主張してる事を考えると、この口もネームプリントと同じ役目を果たしてると言ってもイイんじゃないですかね。

 

レッドフィン C09 コットンコーデル
レッドフィン C09 コットンコーデル

 

レッドフィンはジャークでもタダ巻きでもメソッドを選ばないルアーですが、強力な浮力の持ち主だし、せっかく透明マントを被ってるんだから、太陽光線がたっぷり届くサブサーフェスでギラギラと光らせて使いたいですよね。

 

事実、コーデル本国カタログでのレッドフィンの商品説明には、時々 “Cranking Minnow” という表記が出てくるので、やっぱり巻いてウネウネさせた方が本来のコンセプトに近いのかもしれません。

 

しっかしクリアのペンシルベイトは山ほど出てるのに、なんでクリアのミノーがこんなに少ないんですかね?

 

日本全国のクリア愛好家の皆さん、この際だからトップ~サブサーフェスで使える水押しの強いクリアミノー発売要請運動でも起こしません?

 

というか、ラッキークラフトがクラシカルミノーを5/8オンスサイズにリファインしてくれたら、大仰な要請運動なんかやらなくても済んじゃうんですけどね😁

 



 

コメント

 

1. い~もん December 07, 2008 03:44
まいどっす m(__)m
これも、かっこえぇミノーですね~
以前 確かに見ました…ね (笑)
これも奴のもとへ旅立つのかな~(大笑)
僕が欲しいですわ~
もう寝ます f^_^;
モトリーでRed Hot

 

2. anq December 07, 2008 05:32
確かに、まんまクリアーのミノーは少ない気がします。反射板が入っていて欲しい気はするんですが(笑)
僕が好きなタイガーとロングAのクリアーもちょいレアですよね。
ラッキークラフトのルアーは、ナチュラルプロブルーという半透明青がお気に入りです。

 

3. tei-g December 07, 2008 11:09
子供の時に刷りこまれて、レッドフィンはずっとシーバスルアーの認識でしたがロールしながら浮き上がるあの動きに気付いてから、一軍に昇格しました。
ラッキーのミノーにはグリッターを混ぜこんだようなクリアがあったような。

 

4. セラフ December 07, 2008 13:18
クリアボディに淡いブルーヘッドのミノーって、ボーマーのイメージがあったんですが、レッドフィンも良い味出てますね~。
そう言えば、僕はCLミノーにペラ装着して使ってました。

 

6. シスコキッド December 07, 2008 17:16
昔、このカラーこそ幼魚の姿と思い込み使ってたなぁー
で、びっくりしたのは130㎜だってコト!
へー。。ウロコの凹凸も無いのね・・・
コイツもアノにほいがするのでしょうかぁ?

 

7. 5個セット December 07, 2008 21:39
こんばんはです。
国産ミノーだと90年代はじめ頃のタックルハウスから出ていた
K-TEN GREEN GRASSシリーズも良い感じですよ~。
特にカラーコードGKF4は全くのクリアであの内部構造も丸見えです。

 

8. とびっく December 07, 2008 21:42
のんだくれさん、こんばんはクリアーのルアーって確かに不思議な魅力がありますよね。
お目当てのルアーでないのに何でか手に取って見ちゃいます。
クラシカルミノーのサイズアップ案には激しく賛成反射板入りは特にあったらイイっすね!

 

9. なっかん December 07, 2008 22:29
以前紹介されたやつは、おいらの家に箱入り娘のままで
お嫁に来たまんま、ラインアイの処女膜もはったままで
手をつけていません。
だって、ちょう~お気に入りで1個しかないので、使えません。
本当に、かわいいやつです(^0^)/

 

11. のんだくれ December 07, 2008 22:38
anqさん、ナチュラルプローブルーってエエ色ですよね。
あの系統のカラーでレッドってないんですかね?

 

12. のんだくれ December 07, 2008 22:41
tei-g さん、まいどです。
そうそう、昔はレッドフィン=シーバスでしたね。
このサイズのレッドフィンは浮力が強いので浮上させて誘うのも有効ですね。

 

 

13. のんだくれ December 07, 2008 22:42
セラフさん、こんばんは。
あーっ! クラシカルミノーのペラチューンの事は喋っちゃダメーッ!
せっかくシークレットにしてたのにぃ…
え? もうそんなん常識? シツレイシマシタ。

 

15. のんだくれ December 07, 2008 22:46
シスコさん、こんばんは。
実はコイツ、見事なまでにあのにほひがしないんですよ。
アレがないとなんか物足りん自分もキモいですが。

 

16. のんだくれ December 07, 2008 22:47
5個セットさん、罪な情報をありがとうございます。(爆)
K-TEN GREEN GRASSシリーズ!  また課題が増えました。

 

17. のんだくれ December 07, 2008 22:49
とびっくさん、まいどです。
クリアカラーのクラシカルミノーのボディ両サイドをサンディングしてシワシワを消して完全クリアにしたヤツはかなりイケますよ。
…あ、また喋っちゃった!(汗)

 

18. のんだくれ December 07, 2008 22:51
なっかん、まいどです。
なんですのー! 使わんとオサカナは釣れませんよ!(爆)
まあ確かにアレはキレイですからねー。
そのキモチも分かる…  というかそんな事言える立場じゃない。(汗)

 

 

19. イカメガネ December 07, 2008 23:58
CLミノーのペラチューンにクリアカラーサンディングチューン!!
想像するだけで堪らんですね~
って、ここレッドフィンへのコメントでしたね。失礼しました。

 

 

20. 80’s Bassing December 14, 2008 09:03
ボーイハウディ、ウォーキンスティックではたんまりあるカラーですけど、こやつでは殆ど見ませんねぇ・・
オトコマエっすやん♪

 

 

21. ばるたん(V)o¥o(V) March 05, 2009 18:04
>というか、ラッキークラフトがあのクラシカルミノーを5/8オンスサイズに
リファインしてくれるとめちゃくちゃうれしいんですけど今頃なんですが、
最近クラシカルミノーを気に入って
色々やっているんですが、
イメージ的には、アンスラックス100が
良い線いっていると思うのですが。いかがでしょう?

 

 



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