ポップンフロッグ Pop’n Frog P20 / レーベル Rebel

 

スイムベイトやマグナムクランクが市民権を得た事で、ビッグサイズのルアーに対するアングラーの抵抗感はずいぶん減りましたね。

 

大きなルアーで大きな大きな魚を釣るというルアーフィッシングならではの面白さに加え、アドレナリンを大量に分泌させることもハードルが下がった理由のひとつでしょう。

 

釣具屋のオヤジが ”オリザラはデカ過ぎるからバスは食わない” と当然のように言っていた時代がまるで嘘のようです。

 

しかしその反面、見過ごされがちな面も露呈してきました。

 

それは小さなルアーであるがゆえの集魚力です。

 

今日紹介するレーベルのポップンフロッグは、そんな集魚力… いや、破壊力を実感することができる逸品です。

 



 

 

このポップンフロッグは、かのフロッグRから遅れること1年、2012年にデビューしました。

 

フロッグRのポテンシャルの高さに打ちのめされたのんだくれとしては絶対にスルーできないルアーとして実物が見られるのを楽しみにしていました。

 

フロッグR Frog R T30 / レーベル Rebel 

 

が、しかーし!

 

ICASTショーのプラドコブースでご対面となったポップンフロッグを見てアゴが落ちてしまいました。

 

 

 

何コレ? ちっさ!!

 

のんだくれの予想に反して、ポップンフロッグはめちゃくちゃ小さかったのです。

 

 

 

先輩であるフロッグRも決して大きいとはいえないサイズでしたが、ポップンフロッグはさらに小さい全長46ミリ自重5.3gという、タイニープラグとしての登場だったのです。

 

このサイズは ”フロッグRのあの動きがポッパーで実現するなんて!フロッグRのジキジキラトルとポップ音の重奏なんて楽しみ!” と膨らみ切ったのんだくれの妄想を一瞬にして萎ませるほどの破壊力を持っていました。

 

しかしいくら失望しても哀しいルアヲタの性からは逃げることはできません。

 

店頭で見てしまうと、欲しいという欲求が抑えられなくなるんです。

 

そして連れ帰ったポップンフロッグを投げてみたところ…..

 

何コレめっちゃイイじゃん!

 

 

 

のんだくれの予想に反してめちゃくちゃ良かったのです。

 

あまり期待していなかったところからの大逆転というのもありましたが、それを差し引いても及第点は十分にクリアしていたのです。

 

 

 

まず縦長カップが発するサウンドがスバラシイ。

 

ポップンフロッグはカップのほとんどを水面から出して浮き、この状態で軽くチョンとやると小さくお辞儀をして、なんとも魅力的なポムッという音を出してくれるのです。(このアングルだと妙に色っぽいクチビル💋に見えますがw)

 

そしてやや強めに引っ張ると、今度は5センチほどダイブしながら、そのサイズからは想像できないドウン!という捕食音を発します。

 

特筆すべきは首振りのレスポンス。

 

180度ターンなんて生易しいものではなく、270度ターンも余裕の、ホンダS660並の回頭性能の高さ。

 

このサイズとパフォーマンスとのギャップにはヤラれました。

 

それまでサイズに対して抱いていた不満はどこへやら。

 

ノックアウトされたのんだくれはソッコーでスペアを買いに走りましたとさ😅

 

 

 

しかしサイズがサイズゆえ、最高のパフォーマンスを手に入れるためにはちょっとだけ注意が必要です。

 

まずラインは最大でも12lbのナイロン、できれば8lbがベストです。

 

そしてスプリットリングやスナップを使わない直付けで、ループノットなど結び目がタイトにならない結束がマストとなります。

 

元々このルアーはウォルマートなどの大型量販店でキッズや初心者向けに販売される類いのものなので、メーカーもそこまでシビアなセッティングを求めてはいませんが、結び方ではっきりと違いが出るので、楽しい思いをするためにも注意しておきたいところです。

 

この辺をしっかり押さえておけばバスはもちろんのこと、ギル釣りでもかなり楽しい思いができますよ。

 

もちろん釣れるサイズは選べませんが、ライトタックルでの数釣りにはまた違った楽しさがありますからね😁

 

 

 

フックは前後ともに#8サイズを装備しています。

 

試してはいませんが、このルアーのダイブ特性を活かしてテールをフェザードフックにするのはアリでしょうね。

 

毛付きフックにすることで首振りのパフォーマンスは少し落ちると思いますが、フックのウェイトが軽いので、ドプン!とやってからフェザーが落ち着くまでのゆっくりとした動きでさらにアピールできそうです。

 

 

 

しかし見れば見るほどシビれる造形ですよね。

 

背中の仙椎骨の盛り上がり方や、泳ぐ時の手の位置までしっかりとカエルを研究しているのがわかります。

 

カラーリングは価格相応ですが、レーベルクリッターズ(レーベルの小動物・昆虫シリーズの総称)の一員としてはかなり頑張ってる方ではないかと。

 

 

 

デビューしたての頃はすぐに消えるだろうと思っていたポップンフロッグですが、意外にもカタログ落ちせずにしっかり生き残っているのはやはり実力があるからなんでしょうか。

 

日本には棲んでいないクラッピーやパーチなど、このタイニーサイズを活かせるゲームフィッシュが多いという環境の違いもありますが、こういうルアーでもちゃんと長生きできるマーケットの大きさはちょっと羨ましいですよね。

 

そりゃこんなビッグリグも必要になるワケだ。

 

 



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