本場のプロガイドも認めるその実力 スーパーポップ-R Super Pop-R P66 / エクスキャリバールアーズ Excalibur Lures

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釣りが上手い人と釣行するとホントに勉強になりますよね。

釣りウマとの釣行は、ドラクエでいうところのメタルスライム的に経験値を稼ぐことが出来るので、初心者はもちろんのこと自身の釣りにマンネリを感じていたり現状をブレイクスルーしたい人にとっても最強の必殺技です。

しかし中には、一緒に釣行できる釣りウマ友達がいない!という人もいることでしょう。

そんな人におすすめなのがフィッシングガイド。

よっぽど酷いガイドwでなければ釣りの引き出しも増えるし、それまで見過ごしていたルアーのポテンシャルを知る機会にも。

今日のゲスト、スーパーポップ-Rはそんなガイドの指南によって実力を知ることになったルアーのひとつです。

 

スーパーポップ-Rは90年代のプラドコを代表するルアー。

ポップ-Rでひと財産を築いた?かのゼルローランド Zell Rowland が監修したシグニチャーモデルとしてエクスキャリバー四天王のひとりに名を連ねたポッパーの名品です。

そのあたりはスーパースプークのポストで書いたのでそっちを参照プリーズ。

オリジナルザラスプークの弱点を徹底的に排除したワンノッカーの名品 スーパースプークX9256 Super Spook X9256 / エクスキャリバールアーズ Excalibur Lures
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カップのサイズはオリジナルのポップ-R P60 とほぼ同じながら、ボディを20ミリ伸ばして80ミリとなったスレンダーボディがスーパーポップ-Rの特徴。

体重も約3g増量して10.8gとなり、オリジナルポップ-Rの弱点でもあった遠投性能の弱さを解消するなど、名実ともにプロ仕様に仕上がっています。

しかーし!

のんだくれは最初このスーパーポップ-Rの使い所がイマイチ分かりませんでした。

なぜならP60でいい思いをした記憶が足を引っ張っていたこともあり、ポッパーといえばP60という変な固定観念が頭を占領してしまっていたのです。

P60投げときゃオッケーでしょ、的な。

なので時々スーパーポップ-Rをラインに結ぶも、やっぱり俺にはお前しかいないんだ!と、まるで何度別れても元カノの元に戻ってしまうダメ男のようにP60に結び替えてしまうのです。

しかし、とあるガイドと出会ったことでその考えは変わることに。

ピーコックを釣るためにブッキングしたカウアイ島のガイドがスーパーポップ-R使いだったのです。

彼はレイクに着くなり、”ピーコックは葦の付着藻をみに来るティラピアを狙っている。これはティラピアのフライ(稚魚)の音を出せるんだ” と、自信満々にスーパーポップ-Rを手渡してきました。

この時のんだくれは、”それだったらポップ-R持ってきてるし” と思ったのですが、郷に入ればナントカと言うし、お試しでスーパーポップ-Rを使ってみることにしました。

そして、着水後プゴッ!とやったらいきなり強烈なバイト。

のんだくれ史上最強のカフェオレが、なんと一投目から割れたのです。

超マディウォーター、しかも一投目から出るとは思っていなかったので思いっきり空振りましたが、確かに音に反応しているようです。

ビックリしてガイドを見ると、I told you (だろ?)としたり顔 😏

バイトしてくるのはラージマウスばかりで肝心のピーコックの反応はありませんでしたが、ポップ音が持つ吸引力のスゴさを再認識させられました。

そうなるとのんだくれの天邪鬼精神がムクムクと頭をもたげて来ます。

”これだったらオリジナルのポップ-Rでも釣れるでしょ!” と。

誰にでも自分のオキニのルアーで釣りたいってのはあるじゃないですか。特に海外では😁

しかし結果は惨敗。

ポップ-Rにもバイトがあることはあるのですが、なかなかフックアップしないのです。

それまでは使いどころが分からなかったスーパーポップ-Rでしたが、これじゃないとダメなシチュエーションがあるんだと痛感したのです。

正直なところ、なぜあの時スーパーポップ-Rだけミスバイトが少なかったのか本当の理由は今でも分かりません。

でも考えられるとしたら、ロングボディゆえのリーチ差とそれに伴うダイブ深度の違いが明暗を分けたのでは無いかと。

 

つまりレギュラーのポップ-Rとスーパーポップ-Rは同じ浮き角であっても重心位置(この場合は支点)が違うので、同じ力で引っ張っても頭を突っ込んだ時の深さが違うのです。

そしてほんの僅かな差ですが、スーパーポップ-Rの方が長い時間水中にとどまっているんです。

おそらく超マディウォーターにおいては、水面に戻るこのちょっとのタイムラグが確実なバイトへのキーになるのではないかと。

そしてそのバイトへ誘導するのに欠かせないのがこのカップが作り出すプゴッ!というポップ音でしょう。

カップ形状と深さはオリジナルのポップ-Rとほぼ同じなのにもかかわらず、やや重めのサウンドになっているのは、先述のダイブ深度の影響もあるかもしれません。

プレスキットのゼルローランドの説明には、”ニュートラルな魚に最も効果があるスピッティングシャッドサウンドをどんなアプローチスピードでも出せる設計” とあったので、オリジナルポップ-Rが苦手としている高速連続ポッピングへの追従性を改良しつつ、スーパーポップ-R独自の味付けがされているんだろうなと。

そういう目で見ると、キュッとエッジを絞ったカップ形状にも深い意味があるんだろうなとヲタ的な妄想も膨らみますね😁

フックは前後とも#6のエクスキャリバーロテートフックを装備。

鬼才デザイナー、ジェームズ ゴーウィング James Gowing の代表作のひとつですね。

テールにはナイロンとティンセルで構成されたオリジナルポップ-Rよりも長いフェザー(と呼んでいいのか?)が装着されていますが、これも高速連続ポッピング時の安定性向上のためには不可欠。

このフェザードフックは見た目的にアレなので好き嫌いがはっきり分かれるところですが、耐久性は抜群なのでノーマルフックで復活して欲しいなぁ(切望)

シャッドを意識したルアーだけに積極的にホログラムを採用するなど、カラーリングもベイトフィッシュ感を強く押し出しているのがスーパーポップ-Rの特徴。

ちなみにこのカラー名は ZSS シルバーシャイナー。

このカラーをベースにしたグリーンバックが ZGS サンパーチ(一部カタログではグリーンサンフィッシュと表記)で、他にZBB ベビーバス、反射インサート内蔵のZBDブルーダーターを加えた4色が初期カラーとして展開されました。

抽象的なペイントカラーがメインのオリジナルポップ-Rとは明確に違うところですよね。

日本ではホログラムフィニッシュは安っぽく見えるとの理由で敬遠されていた時期もありましたが、ホログラムじゃないと出せない輝きってありますもんね。

他のエクスキャリバーシグニチャーと同様、ボディの両サイドにネームとサインを入れるお約束のスタンプ手法。

しかしエクスキャリバーは総じてトップコートが弱く、フックサークルからペリペリと剥がれてきてしまうので、気づいた時にはノーネームになってるという悲しい現実も。

それが無かったら100点満点なんだけどなー

ちなみにボディの中にはコトコトと鳴くラトルがひとつ入ってます。

先述のプレスキットの説明ではこれはワンノッカーラトルらしいのですが、そのサウンドは我々のワンノッカーイメージから大きくかけ離れた大人しいものなので、基本ノンラトルだと思ってた方がよろしいかと。

デビュー当時はそれなりに人気はあったようですが、オリジナルポップ-Rとの使い分けが分かりにくかったのか、割と早い段階でカタログのベストポジションから退き、その後にデビューしたスピッティンイメージと入れ替わる形で消滅してしまいました。

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後にレーベルブランドからチャグ-Rとしてボディのみ再利用されますが(ウェイト配分は違う)、その後は再生産される気配もなく現在に至ります。

発売から既に25年以上が経ち、中古屋での遭遇率も下がってきたので入手難易度はちょっと高めですが、もしまだスーパーポップ-Rの水中に深く響くポップサウンドを聞いたことがない人が居たら是非使って欲しいなと

いろんなアングラーと話をしていると、スーパーポップ-Rって釣れるよねという話になることが多いだけに、是非とも再販してもらいたいもんです。

 


 

オマケとしてスーパーポップ-Rにまつわるこんなエピソードも置いときます。

 

 

おあとがよろしいようで。

 

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