サーフェイス Surface / ナイトボム Night Bomb

 

のんだくれは日中最高気温が35度を超えると意識し始めるルアーがあります。

 

それはナイトゲームで使える水面ノイジー。

 

クソ暑い昼間はバスもヤル気がありませんが、一旦陽が落ちればパーティタイムの始まりです。

 

日中では考えられなかったようなポイントでもナイトゲームともなるとガンガンバイトしてくるなんてフツーなんですから。

 

特にタダ巻きだけで動いてくれるノイジーは貴重です。

 

フレッドさんやジェームズさんなどの定番はもちろんなんですが、今日紹介したいのはナイトゲーム専用モデルとして開発されたコイツ、その名もナイトボム。

 

分かりやすく言えば夜用スーパーって事ですね。

 



 

 

最初に申し上げますが、のんだくれはコイツに関しては全然詳しくありません。

 

コイツが発売された当時にヒゲ好きの友人から超プッシュされて買っただけです。

 

で、その後一度も投げずにそのままストックボックスに。

 

ところが先日、キテレツルアー縛りの釣行企画への出演依頼がありまして、その際に初めて使ったんです。  そしたら…

 

えー… 結論から言いましょう。

 

完全にヤラれました。

 

このルアー、ちょっとスゲーです。

 


 

この形状、サイズ、仕様を見ればこのルアーがビッグバドからインスパイアされてるのはお分かりですよね。

 

しかしコイツが単なるビッグバドのコピーで終わらないのは、その名の通り、徹底してナイトゲームにこだわっているところ。

 

ビッグバドをナイトゲームで使った事がある人ならば全員が思うであろうポイントを徹底的にマークしてるのがコイツなんです。

 

 

まずリップの角度が絶妙です。

 

ビッグバドがそうであるように、コイツもしっかり水を掴んで大きくボディを揺さぶる設計になっています。

 

しかしコイツはバドにはないフラットなヘッドを採用することで、ビッグバド以上の水押しを実現。

 

そのモワモワぶりたるや水面ノイジー派にはタマらん引き心地になっているんです。

 

でもコイツを使っていると、ある事に気付きます。

 

その『ある事』とは、このルアーのファーストリトリーブへの耐性。

 

分かりやすく言うと、ちょっと早く巻くだけですぐに泳ぎが破綻してしまうんです。

 

最初はなんじゃコレ?と思うんですが、よーく動きを見ていると、それが意図したものであることに気付きます。

 

そうです。

 

最初からスローリトリーブでの使用に限定されたセッティングになっているんです。

 

 

バドを水面ノイジーとして使う時、一番釣れるリトリーブスピードというのが必ず存在します。

 

つまり一番イイ音が出るスピードということになるんですが、バスの視覚に頼れる時間帯ならまだしもナイトゲームではリトリーブスピードが一番のキモと言っても過言ではないでしょう。

 

しかし意外とこのキモを外しちゃってるケースがあるんですよね。

 

リトリーブスピードとなると、リールのギア比や使い手の気分や性格の問題wだったりもしますが、コイツはわざわざスローに巻かないと泳がない仕様にすることで、確実にベストなサウンドが出るように設計してあるんです。

 

どーですか、この漢を感じさせる割り切りっぷり。

 

ともすると『んだよ、コイツ泳がねーじゃん!』と言われてしまう恐れもあるのに、それをスパっと切り捨てたこの姿勢。

 

なんかカッチョ良くないですか?

 

 

そんなリップはこんな具合にしっかりとビス留めされています。

 

リップもボディ同様アルミ素材なので強く力を加えれば曲げることも出来ますが、この3連ビスからはリップ角度に対する製作者の絶対の自信が感じて取れますね。

 

 

バド系ノイジーといえば忘れてはならないのがこのブレード。

 

汎用品ではないオリジナルの刻印入りブレードでしっかりと武装しています。

 

ブレードは上方にリグってあるなど、基本はしっかりと押さえてありますね。

 

 

もちろんブレードが発するサウンドは完全調律済み。

 

ビッグバドのカショカショ音よりも高い音域の、チュィィィーンに近いサウンドでバスを怒らせてくれます。

 

あ、今アイーンという例のシムケンギャグが頭をよぎったヒトはアウトですからね、アウト。

 

更にこのチュィーンサウンドを生かすためにノンラトル仕様になってるのもイイですね。

 

サーチベイトならともかくジャラジャララトルはインパクトが強いので、すぐに場荒れしてしまうんですよね。

 

特にナイトでは。

 

このあたりを見る限り、このルアーの設計者は相当な夜のバド使いではないかと。

 


 

ダブルフック2連装になってるのもナイトを意識してますね。

 

ナイトゲームでは倒れた葦をよけてキャストするなんて出来っこないですし、エビった時の煩わしさを考えたら至極当然の仕様。

 

しかし気になるのはラインアイやブレード接続部も含めた全てのヒートンが汎用品ではなくオリジナルの専用品を使っているところ。

 

キャストミスとかで曲がっちゃったら交換できない⇒殉職なんでしょうか?

 

その辺もオトコな仕様ということですかね。

 


 

ナイトゲームと割り切っているので、カラーリング(と言えるのか?)も一切の無駄を排除して超シンプル。

 

最近はバーサタイルという言葉が安っぽくなるほど連発されてるので、このルアーの様に真逆を行くというか、徹底した割り切りを見せてくれるルアーはむしろ新鮮に映りますよね。

 

しかし今頃良さに気付いても、時すでに遅し。

 

コイツったらもうドコにも売ってねーんだよー!(号泣)

 



 

コメント

 

1. HEAD-ON82 July 10, 2011 09:32
YAOHHH!そうなんですか・・・
ちょっと前の黄色いお店で見ました。
買うか買わないか迷いましたが・・・買いませんでした。
バドがあるから要らないとかと・・・
バドですが、オールドと現行はどちらをお使いですか?のんさんは?
バドの現行って潜りすぎ?飛距離がでない?

 

2. のんだくれ July 10, 2011 13:50
HEAD-ON82さん
バドは新旧関係なく使ってますよ。
いや、むしろ現行の方が出動回数は多いかも。
昔は直付けヒートンがどーのとかいろいろこだわってましたが、現行の吊るしでもフツーに釣り勝てたので、それ以来目が合ったヤツを使ってます。
でもフックだけは替えてますけどね。
特に理由は無いんですが、現行のショートシャンクだけは何故か馴染めないんです。

 

3. エリンギ July 10, 2011 20:08
学生の頃、このルアーの広告を雑誌で
見た覚えがあります。
わりといい値段だったので、学生の私は購入を諦めました・・・。

 

 

4. のんだくれ July 11, 2011 02:52
エリンギさん
あー、そう言われてみれば確かに安いルアーではなかった記憶がありますね。
でもHEAD-ONさんもコメントしてくれましたが、時々中古で出てるので、地道に探してみる価値はありそうですね。

 

5. J July 11, 2011 22:47
ジョイントジッタータイプのナイトバグってのもありますよね!
クレクロタイプのは作らなかったんでしょうか?

 

6. としくん July 28, 2011 10:42
これ、王様印のテクノシリーズに、構造やパーツ類が似てますが、OEMってやつでしょうか?
中古品、凹んでるのが多くて、こっちがへこみますよ…