ジョインテッドミノー Jointed Minnow / レーベル Rebel

 

最近ジョイントのスイムベイトが数多く出てきた影響で、ジョイントのルアーが気になるのんだくれ。

 

感化されやすいのは今も昔も変わりません。

 

で、意識していろんなジョイントルアーを投げてるんですが、真剣に使い込んでみると見落としてた事なんかも結構見えてきたりして、これはこれで一つの宇宙がありますよね。

 

ということで今日のゲストはレーベルの金看板を背負ったルアー、ジョイントミノーです。

 



 

 

しかしコイツ、日本では究極に人気ありませんよね。

 

ナチュラルカラーのオールドが並んでないのは当然としても、日本では完全に過去の遺物扱いで、ショップで見かけることは皆無といってもいいでしょう。

 

でも本国アメリカでは長年に渡ってカタログ落ちしていないだけでなく、ウォルマートなどの大型店舗でもかなり高い遭遇率を誇ります。

 

見た目通りクネクネ泳ぐという分かりやすさもアメリカ人にウケてるんでしょうが、そもそも釣れなきゃ何十年にもわたってレーベル王国に君臨出来ないワケですから、その辺の実力はお墨付きという事ですね。

 

 

ボディを分割して艶めかしいダンスを躍らせるというアイデアはルアーが誕生した時から綿々と続いてるのでコイツが最初ではありませんが、日本のルアーフィッシング黎明期に紹介されたというファーストインパクトもあって、未だにジョイントのミノーはラパラかコイツがイメージリーダーになってる気がします(オサーン限定)

 

でもアメリカではジョイントとは呼ばずにブロークンバック、つまり折れた背中という呼び方をするアングラーも多く、この手のルアーをジョイントルアーとしか呼ばない日本はやっぱりラウリとジョージのネーミングが影響してるんだなと。

 

もしかしたら彼らはペリーと一緒に黒船に乗ってたのかもしれません。

 

 

これがジョイントミノーの心臓部です。

 

一対のリングによって繋がれているだけなので横方向の動きはもちろん、縦方向にも動く事を許されています。

 

最近のジョイントルアー、特にスイムベイト系のジョイントは上下2連のヒンジ式パーツが使われて横方向にしか動かないので、一対のモノとは泳ぎの質が全く違います。

 

スイムベイトは規則正しくテールをキックさせなければならなかったり、モンスタージャックのようにボディ同士が当たるサウンドを重視してたりとそれぞれに目的があるので、どっちがイイとか悪いとかの話ではありませんが、のんだくれ的には瀕死のミノーを演じるなら、やっぱりこの一対リングの方に分があると思います。

 

実際釣り場で瀕死のベイトフィッシュを見る限り、身を痙攣させながら一方向だけに泳いだり、不自然にボディを曲げて漂ってたりするイレギュラーな動きをしてる事が多く、その動きは明らかにスイムベイト系の泳ぎではないから。

 

この辺をもっと詰めていくと、上下左右にテールが動くこの一対リングじゃないと出せない波動、もしくはコレじゃないと釣れないオサカナもいるような気がします。

 

 

そんなテールの動きを助けるのがこのリップです。

 

基本的にジョイントじゃないノーマルのミノーと仕様は同じです。

 

でもレーベルミノーのジャーク、もしくはトゥイッチした後の一瞬ハラを見せる特有の動きは、ジョイントによってさらにイレギュラーな動きが増幅されてるので、同じリップを使っていてもジョイントボディとの組み合わせによりノーマルとは全く違う性能を発揮してるのは間違いないでしょう。

 

 

コイツは80年代に発売されたナチュラライズドブラウントラウトカラー。

 

当時の日本は、芦ノ湖以外ではバスがいる水域にブラウントラウトは棲んでいませんでしたが、それでも当時のハナタレ共の股間のツクシを固くするに十分な色でした。

 

のんだくれはトラウト関係にあまり明るくないので分かりませんが、当時グリグリメソッドやレイクトローリングなどでコイツを投入してモンスタートラウトをキャッチしてた人は沢山いるんでしょうね。

 


 

フックはお約束のカーブドポイントイーグルクロー。

 

鈍く赤光りするブラスリングとの組み合わせはオールドレーベルにおける黄金律と言ってもいいでしょう。

 

しかしこのショートシャンクのブロンズフック、イーグルさん家で復刻してくんないですかね。

 

コレクションだけならまだしも、実釣でオールドレーベル使うヒトには、似合うスペアフックが無いという事実は大きな課題なんです。

 

 

そのテールを動かしたいばかりにリトリーブ中心で使いがちなルアーですが、やっぱりコイツの真価が発揮されるのは、小さなトゥイッチとポーズを多用したデッドスティッキング気味のアクションではないかと。

 

アングラーが無理にテールを動かすような使い方ではなく、わずかな風や水流さえも味方に付けて自然な動きを演出をする事で初めて女神が微笑んでくれるよーな気がします。

 

自然を味方にだなんて、なんだかナバホ族の釣りみたいになりそうですが。

 



 

コメント

 

1. ロングA December 26, 2010 02:14
最近ハマっている
トップウォーターミノーイングでピカ一に
魚を連れてきてくれます。
たしかにあのジョイントに意味があるのかもしれません。
それにしてもショップで見かけないんですよね。
釣れるのに(泣)

 

2. T19 December 26, 2010 02:23
ナチュラルプリント大好きな私にとっては、釣れる釣れないは別として欲しいです。
これのナチュラルフロッグカラーとかあれば卒倒しそうです(笑)

 

3. ひで December 26, 2010 12:27
最近チビコロプラグにハマってて、全長45mmのレーベルジョイントを入手しました。
春にはおそらくエサと化する予感がします。(笑)
問題はベイトで投げにくいことなんですよね。。
スピニングはちょっと力むと1m前方に激しく打ち込んで、回りから軽蔑されるし・・・--;
この記事読んでたら普通サイズのも使いたくなってきました。瀕死パターンで!

 

4. 赤ベロ December 26, 2010 13:32
持っているのですが使った事がありません!
理由は、これより先にラパラFJ9・11で良い思いをした為です(笑)・・自分と同じ人は多いような気がします(爆)

 

5. 彫刻か December 26, 2010 14:54
レーベル・ジョイントミノーいいルアーですね。
ジョイントミノーには各サイズが存在しますが
この9センチが一番バランスがいいように感じます。
浮力の無い分、とくにトゥイッチしたときの水中での“間”が実にいいですね。
このナチュラルカラーのタイプはクロスハッチのタイプと
比重が違い、このルアーの売りである“間”と水中でのヌメッとした感じは
クロスハッチに分があったように思います。
BOXにはナチュラル、フィールドにはクロスハッチでしょうか。

 

6. なっかん December 26, 2010 15:20
ジョイントミノー・・・苦手です
ど~しても、ラパラのあの動きを求めてしまうので
ラパラ以外は、よ~使いきってないですわ~。
なぜか、ラパラ以外のジョイントミノーはじれったい釣りの
イメージが先行してしまい手が伸びないです
ん~、喰わず嫌いっすね!

 

7. のんだくれ December 26, 2010 15:58
ロングさん
以前コイツをゆっくりリトリーブしてたら結構離れた岩陰からいきなりバスが出てきて驚いた事があります。
結局バイトには至らなかったんですが、他のルアーには全く反応が無かったので
コイツにはやっぱり他と違う何かがあるんでしょーね。

 

8. のんだくれ December 26, 2010 15:59
T19さん
レーベルのナチュラルは定番ではない意外なカラー設定があるので、フロッグカラーのミノーってのもあながち夢じゃないかもしれません。

 

9. のんだくれ December 26, 2010 16:01
ひでさん
あのチビスケはイケますよ。
昔トラウト用のタックルで使った事あります。
完全に動きを殺しちゃいますが、テールフックにフェザーを装着するとギル祭りが始まります。(笑)

 

10. のんだくれ December 26, 2010 16:04
赤ベロさん
そうなんですよね。 ジョイントミノーにもラパラ派とレーベル派が存在するんですよ。(笑)
もうこれは最初にどっちで釣ったかだけの違いでしょうね。
刷り込みってヤツですね。 あ、刷り込まれだな。(笑)
でものんだくれはニュートラウトでどっちでもないんですよねー。
早い話が八方美人ってヤツですハイ。

 

11. のんだくれ December 26, 2010 16:06
彫刻かさん
そう! その【間】です!
上手く言えませんが、キビキビしてないがゆえの水絡みというか、何とも言えない生命感がありますよね。
しかしクロスハッチとプレーンボディでそんなに差があるとは…  これでまた研究課題が増えてしまった…

 

12. のんだくれ December 26, 2010 16:10
なっかん
いや、むしろ食わず嫌いはないとアカンでしょう。
その感覚はある程度持ってないとコンディフェンスルアーというか基準になるルアーが定まらないので自分の中でも組み立てが出来なくなっちゃうし。
でもスローな感覚は確かにあるので、ラパラ系の泳ぎが好みの人には受け入れがたいだろーなー。

 

13. いるか December 27, 2010 11:09
ジョイントと言えば、夏場の着水勝負って使い方ばっかです。
着水時の音が違うのか、水への入り方が変なのか理由は分からないんですが、妙に釣れますよ~
ロングAのジョイントじゃ同じことが出来ないのも面白いトコで。

 

14. ドバヤン December 28, 2010 11:00
ダイワの本『題名不詳』に載っていたスーパーナチュラライズドカラーってヤツですね。
当時の記事には浮かべてるだけで喰ってくるとか書いていたと思います。
中学生当時ジョイントのブラウントラウトカラーは憧れでしたね。
私はウィR派でしたが。クラッピーとバスカラーを各2個保有してました。

 

15. い~もん December 28, 2010 12:48
まいどです
中学生の時
ラパラ FJ-9の動きにべた惚れしました
投げて巻くだけのクランク的に使用
多数の巻き物で動きが一番好きかも(笑)
一方 このルアー
ジョイントタイプは所有してません
見つけたら、イッときます
動きのギャップを楽しめたら幸いです

 

16. のんだくれ December 28, 2010 17:15
いるかさん
水への入り方…   そこまでは気付かなかった…   (汗)
ちょっと今度意識して投げてみます。

 

17. のんだくれ December 28, 2010 17:17
ドバヤンさん
そう! なんかブラウンってちょっと高級感に溢れてた感じでした。
浮かべてるだけで喰ってくるなんて、当時のガキどもを昇天させるのに十分なパワーがありましたよね、その文章には。(笑)

 

18. のんだくれ December 28, 2010 17:19
いーもん
市場に出回った数こそ多いモノの、今となっては完全に化石化レベルのルアーなんで、中古屋でお目にかかれたらうれしいルアーよ。