テールスピンベイトってすぐに思い浮かぶのはリトルジョージぐらいしかないんですけど、どのブランドもナニゲに出して来てるんですよね。
やっぱり釣れるからでしょうね。
ということで今日のゲストはあのコーデルが60年代に放ったテールスピンベイト、スーパーシャッドです。
正直なトコ、このルアーに関しては全く詳細を知りません。
しかもいつ購入したのかもはっきり覚えてません。
ただ、B級ルアー列伝・弐に載ってるのを見て、どっかにあったハズ!と探したら出てきた的な影の薄ーいヤツなんです。
そういう目で見ると、憂いを纏ったこのつぶらな瞳が何かを訴えかけてくるような気がするでしょ?(笑)
ボディはご覧の通りのシンボディ。
ウェイトをプラで挟み込んでオシマイッ!的なシンプルさがイイ味出してます。
この薄いボディだけじゃイマイチなので、テールのスピナーブレードに働いてもらうという魂胆です。
ブレードはいたってシンプルなインディアナ形状。
コロラドのバイブレーションと、ウィローのフラッシングを両方兼ね備えているナイスなブレードです。
まあこの時代にはまだウィローブレードは一般的じゃありませんでしたけどね。
この画像の物はプレーンですが、コーデルと文字が刻印されたバージョンも存在します。
せっかくの大御所の作品なんですからやっぱ刻印は欲しいですよね。
ボールベアリングスイベルではなくて、ヨリモドシで繋がれているところに時代を感じますね。
ボディのバイブレーションを阻害しないシングルフッカーになってるのはテールスピンベイトの特徴ですね。
リフト&フォールを繰り返すとライントラブルが多くなるのでそれの対策という意味もあるんでしょう。
ヴィンテージのコーデルだけあって、ボディの両脇にちゃんとモールドされたエンボスモールドのネームが入ってます。
凸のふくらみにに飽きたら、粘土で形取りして凹みを堪能できるというグリコ的発想がナイスですね… って誰がそんな事するか!
最近この手のスピンベイトを投げてる人を見かけませんが、
そのサイズと飛距離を冬場の忍耐系フィッシングだけに独り占めさせておくのはもったいないですぞ。
バビューンと遠投して、ひたすらハイスピードリトリーブするとガツン!という衝撃が楽しめるルアーなので、シャローに散らばる秋のバスをひとつふたつと数えながら釣ってみてはいかが?
とはいえ根掛り必至のルアーゆえ、オールドは怖くて投げられませんが。
コメント
*2009年投稿時にいただいたコメントをそのまま転載しています
1. シスコキッド July 09, 2009 21:00
あ、コレ持ってた!・・けど・・どっかいっちゃいました(泣
印象は・・釣ったことナイ・・クサイ。。。
でも、昔のルアーってアジがありますね!
2. あざらしみうら July 09, 2009 22:28
テイルスピンジグって、今でこそシーバス向けの定番みたいに言われていますが、ソルトのライトゲームでもかなり釣れ筋です。
この夏、海に遊びにいく時はぜひ一つ持っていって欲しいルアーです。
この手のオールドルアーでは根掛かりはやっぱり怖いですけどね。
そう考えるとリトルジョージのシンプル&安価路線は正解ですよね。
3. のんだくれ July 11, 2009 19:43
シスコさん
釣ったことナイ・・クサイ・・・ (笑)
多分みんなそうでしょう。(爆)
でもそういう絶妙なトコを突いてくるB列はやっぱりヤヴァい本ですよね。
4. のんだくれ July 11, 2009 19:45
あざらしさん
そう! ホントにその通り。
リトルジョージの存在は好きな人間にとってはホントに有難いですよね。
主流ではないにしろ、相当数のマニアがいる事を考えたら未来永劫取り扱いから外さないでいただきたいもんです。