最初にお断りしておきますが、今日の千一夜はいつにも増して独りよがりですのであしからず😁
今日のゲストはストームが放った、その名もサンダーバラ。
旧ストームに続いて、ラパラストームもバラマンディ用のオージースペシャルをリリースしてくれたんです!
これは世界各地で色んなマイナールアーを見つけてはのんだくれに送ってくれるブログ読者のチッチ号さんからのプレゼント。
チッチ号さん、いつもお心遣い本当にありがとうございます。
ラパラストームがこんな目のルアーを、しかもオーストラリア限定で出してるなんて知らなかったのんだくれは、小包を開封するなり鼻血が噴き出すかと思いました。
数年前までののんだくれなら、ラパラストームと聞いただけで 『 ケッ! 』 だったワケですが、ICASTショーでラパラのスタッフと話したことでラパラのストームに対する熱い想いを感じ、今ではむしろ好物の部類にさえなってるので、この新入り君を見た途端にほーりんらぶ。
その日のうちに進水式を敢行することになりました。
見た目はちょっと太めのダイビングミノー。
それ以上でも以下でもありません。
最近の日本市場はダイビングミノーというだけでスルーされる風潮なので、今日本に入れても間違いなく売れ残り確定なフォルムですが、のんだくれ的には結構ビビっと来るものがありました。
ビビっとポイントその1はこのややコフィン形状のダイビングリップ。
ダイビングというほどロングリーチでもなく、かつラウンドでもない形状は、シャローに点在するライトカバーをクランク的にマシンガン攻略出来るんじゃないかと思ったんです。
で、実際に投げてみたところ予想通りの働きっぷり。 ニヤリ。
さすがにスクエアビルクランクの様にパンパン跳ねてというわけにはいきませんが、従来のダイビングミノーではあまり見られない挙動で障害物をかわしてくれます。
しかし意外だったのは、この大きなリップにも関わらず、少々頼りないと思えるほどリトリーブ抵抗が無かったこと。
タダ巻きはもちろんのこと、ジャーキングやリッピングでも手首に負担がかかることなく、キレのある大きなダートが演出できます。
多分リップの付け根のこのデザイン処理がうまく水を逃がしているからだと思いますが、これにはちょっとオドロキました。
この手のルアーはそのルックスからある程度の操作感が想像できるものですが、コイツに関してはいい意味で大きく裏切られましたね。
そうは言っても元々はバラマンディ用のルアー、リグの強靭さはバスルアーの比ではありません。
リップの分厚さはもちろんのこと、ラインアイからフロントを経てリアへと繋がるスルーワイヤー構造を見ると、やはり怪物向けのルアーなんだなと気付かされます。
ボディは俯瞰図でもお分かりのようにミノーらしからぬファットなラインになっているので、クランクベイトのイメージをそのまま持ち込んで巻き倒すことが出来ます。
ステイシーの大ブレイクにより、ロングビルミノーは止めて巻いてのパンピングリトリーブがデフォルトのようになってしまいましたが、タダ巻きした方が釣れるって事も往々にしてあるので、単なるイメージとはいえこういう設定は嬉しいですね。
ちなみにコイツのカラー名はゴールデンブロンズ。
歳と共にこういうギラギラ系のカラーが好きになったので、のんだくれ的にはどストライクな色です。
フックは前後ともカドミウム処理された塩水針を採用。
しかしラパラが胸を張って装備するVMC製だけあって、ポイントのスルドさは国産のそれに匹敵します。
これだけ太いフックなので、浮力も抑え気味なのかと思いきや、これまたダイビングミノーとは思えないほどのファーストフローター。
障害物に当たったら一瞬浮かせてまたグリグリ・・・ な釣りが楽しくできますね。
ネームプリントに関しては多くを語るまい。
ネームが入ってるだけでもヨシとせんといけません。
欲を言えばもうちょっと太いフォントの方が… おおっと、多くを語らないんだった😅
しかしサンダーバラなんて、サイコーのネーミングですね。
あのバラボーマーの時もシビれましたが、個人的な思い入れもあって、これには稲妻が走りましたよ。
オージースペシャルという位置づけや、日本でのダイビングミノーの不人気からして、正規のラパラジャパンルートで日本に入って来る事はまずないとは思いますが、豪州のオンラインストアで買えるようなので、気になる方はトライしてみては?
・・・ちなみにのんだくれは、他にもめっちゃナイスなカラーを見つけてしまったので注文しましたですハイ
コメント
1. まえつー July 01, 2012 18:40
初コメントっす!
魚とルアーとエロが大好きな高校生です
いつも楽しませてもらってます!
おかげさまでサイフと勉強時間が…とあいさつはこの辺で(笑)
まさかのストームぅぅうう!!
ハァハァ( ̄◇ ̄;)
ほ、ほしい…
2. チグハグ July 01, 2012 19:02
ナイス!
サンダー・のんだくれさん!
北欧のバルト海沿岸のパイクやザンダーにもよさげ。
ディープ・サンダーのバラ向けと言い切るには、
もったいないほどの、酒の肴ですね。
あと、リトルマックとかも思い出して(涙)
ある意味「目」以外はストーム的なのかも。
3. のんだくれ July 01, 2012 22:25
まえつーさん
こんばんは。
ストームがこのラインで来るとは予想もしてませんでしたが、今思えばジャパンスペシャルでその伏線はありましたからね。
そういう意味では今後も楽しみですよね
4. のんだくれ July 01, 2012 22:27
チグハグさん
これは考え方次第ですが、もしかしたらストームはあの目からの脱却を図ってるのかも。
5. チグハグ July 02, 2012 06:34
私の場合は、旧・ストームの名作以外はOKですよ。「ワイルド・アイ」シリーズなんて、どこにもストームらしさを感じないですよね(笑)
わざわざ「バラ」とネーミングしたのは、ラパラやストームでは殆ど名前に魚種を指定しないブランドなのに、理由があるのかな?単にオーストラリアの代理店の意向なんでしょうか?
「サンダー・ストライパー」「サンダー・ウォーリー」とか、米国ではないでしょうね。
車も押し出し感のある目が今は受けてますよね。
BMWとか、マツダとか・・・・
6. のんだくれ July 02, 2012 10:14
サンダーバラはカラーリングもモロにオージー仕様なので、バラとしないことにはドン引きされるからでしょう(笑)
7. tei-g July 04, 2012 01:35
獰猛なターゲットを狙うにはルアーの目もイカツクしないとダメなんですかね(笑)。
これパケもオリジナルデザインなんでしょうか?