一時期ほどの勢いはないものの、B級ルアーブランド?として根強い人気のマンズのルアー達。
マンズのルアーについて熱く語るサイトもたくさんあったりして焼酎のお共には事欠きませんね。
ルアーブランドとして息の長いマンズですから、当然パッケージにも初期のプラスチックケースから後期のカードブリスターまでいくつかの変遷がみられます。
今回はマンズの代表選手でもあるフロッグマンや二代目ファットアルバート、レザーバックあたりを暖かく包んでくれた紙箱、通称【青パケ】についてヲタ話をしてみましょうか。
なにしろ会社の名前がそのまま自分の名前ですから、パッケージもこの通り。
マンズのロゴはいいとしても、取ってつけたようにTOMと名前を添えるところにトム親父の自己顕示欲というか、お茶目な性格が表れてるような気がします。
赤のプリントが微妙にズレてるあたりもほのぼのとしててイイですね。
マンズがこの紙箱を使っていた時期は、ストライクキングやフィリップス、オザークマウンテンなども同様のセロファン窓のパケを使ってましたね。
ルアー自体が良く見えるだけでなく、プラスチックケースよりもコストが安いというのがメリットだったんでしょう。
でもこのセロファン窓は素材が素材だけにすぐに破れてしまうので、カードブリスターの登場と共に消え去ってしまいました。
カードブリスターの登場は画期的ではありましたが、それは同時にルアーが貴重品ではなくなった事を表してるような気がします。
マンズ パッケージ レザーバック06箱の上部には陳列ハンガーに掛ける耳が使われないまま収められています。
このルアーはアメリカのコレクターから譲ってもらったものなんですが、【セロファンも破れていないまっさらな極上品だよ!】と胸を張ってたので、彼的にはこの耳のコンディションにもこだわってたんでしょうね。
どこの国にもヘンタイ様はいるもんです。
ボックス下部はこのようにルアーのタイプとカラーコードがスタンプ出来るように、白抜きにされてます。
突然ですがここで問題です。
RBは言うまでもなくレザーバックの略ですが、この233というカラーコードはどの色の事でしょうかっ?
次の3つのうちからお答えください。
1.ファイヤーシャッド
2. クローダッド
3. クローム/ブラックバック
さて答えはっ?! …ってこんな問題出してる時点で相当キモいよね🤣
パッケージには主役と一緒に、こんな注意書きインサートもありました。
トゥルーチューンについての記述は今も昔も変わりませんね。
こういうのを見るとなんだかホッとします。
【フロントのアイはいつも緩みがないようにすべし】と書いてあるところからお分かりの通り、パッケージ箱同様にこの注意書きの紙も、ヒートン式アイのフロッグマンなどに流用されていた事がわかりますね。
だってレザーバックのラインアイはエイトリングなんですもん。
パッケージの裏面には Mr.Fisherman から始まるトムの熱いメッセージがしたためられてます。
こういうトリセツをちゃんと読んで、その通りに使うなんて事はほとんどありませんが、よーく読んでみると、今でも十分通用するまっとうな事が書いてあるんですよね。
たまにはこういうのをを読んで、サカナが釣れない自分と向き合ってみるのもイイかもしれません。 …なんだか辛くなってきた😭
メッセージの最後、【 I know this lure will add pounds to your stringer (このルアーはアンタのストリンガーにサカナを増やしちゃうぜ) 】という一文がなんとも時代を感じさせます。
ストリンガーに30cmそこそこのバスをぶら下げて、エッヘン!と悦に入ってたハナタレの頃を思い出しちゃいました。(遠い目)
コメント
1. tsuru mann April 25, 2010 09:23
やっぱり箱入りは、お宝感が70%増しますね。
そしてトムおじさんからのメッセージ、かっちょ良すぎです(笑)
前にyoutubeでやっていたラトル千一夜の復活もぜひ。
2. tei-g April 25, 2010 22:21
パケだけトレードしてるわけですか、どんだけマニアックなんですか。
マンズは青い台紙のブリスターパケしか記憶にないんですが、パケ裏の熱いメッセージが泣かせますね。
例のインディアンマークはいつから出てくるんでしょうか。
3. のんだくれ April 25, 2010 22:24
tsuru mannさん
ラトル千一夜! ありましたねー。
今は恥ずかしくてあの動画を正視することが出来ませんが。(汗)
4. のんだくれ April 25, 2010 22:26
tei-gさん
あ、違います違います。 中身入りのヤツを譲ってもらったんです。
さすがにそこまでマニアックでは…(汗)
パケにインディアンが登場するのは青カードブリスターからかな?
5. 水澄まし April 26, 2010 19:29
今晩は!
やはり主の姿が見えない方が妄想します。
好きな女の子をストーキングするだけでは飽き足らず、留守の間に家へ忍び込んで、タンスの中を物色する気分?(爆
カラーコード233はクローダッドで如何だ?
6. 三代目 April 28, 2010 00:14
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
何か…“気”の様なものを感じたので来てみました(笑)
ウチにある233の箱には茶色のクローダッドが入ってますが、中身が入れ替わってないコトを祈ります(笑)
レザーバックもそろそろキロ計算かな(爆)
7. しんじ April 28, 2010 22:39
中身は入ってないのに、フロッグマンの幻影が見える様です。
自分もオリムがヘドンを扱っていた時の箱は全て空箱を残しておきました。
一人暮らしを機会に実家残してきたのですが、
トレイが壊れたタックルボックスごと、無残にも廃棄に。
でもあれからもう20年も経ってるのか・・・・ ブリスターパックよりプラ箱、味があって良いです。
8. のんだくれ April 29, 2010 15:14
水澄ましさん
主がいない方がイイって、そこまでいくのはアブな過ぎます!(爆
その通り233はクローダッドですよん。
9. のんだくれ April 29, 2010 15:16
三代目さん
レザーバックの気配を感じるとはサスガ。
既に持ってるのに意地でも落とすだけのことはあります。(爆)
しかしキロって… キロって… (大汗)
安いルアーじゃないだけに背筋に冷たいものすら感じちゃうんですが… ゴクリ
10. のんだくれ April 29, 2010 15:19
しんじさん
家族がお宝を破棄しちゃうという悲劇、結構誰もが経験してるんですよねー。
のんだくれも釣り具ではありませんが、その昔レコード(古っ!)でヤラれました。
当時はもちろん、多分今持ってたら15万は下らんヤツを廃品回収で… これ以上は涙で語れません。
11. 80’s Bassing May 06, 2010 08:16
この箱もめっきり見なくなりましたねぇ・・
ヘドンの箱は置いててもこやつのは捨てておりました(苦笑)
そやから今萌えるんですな汗