ザ ディープホッグ The Deep Hog / マンズ Mann’s

 

フロッグマンに代表されるトップ系プラグは大人気なのに、潜り物になると途端にトーンが落ちてしまうマンズのルアー。

 

ま、トップウォータープラグに人気が集中するのは仕方がない事なんですけど、こういうのが居たってことぐらいは覚えておいてソンはないですよ、ということで今日のゲストは潜り物代表、ザ・ディープホッグです。

 



 

 

『なんだよ、このルアーなら近所の中古屋にずーっとぶら下がりっ放しだよ』っていう人もいるでしょうね。

 

でももしそれがホントなら今スグにでも買いに走って!

 

なぜならこのルアーはフロッグマンなんかよりもよっぽどレアなんですから!

 

 

マンズのディープダイビングクランクベイトは同じような名前で似たようなボディがたくさん出てるので非常に分かりにくいですね。

 

ということで、ここらで少々整理をしておきましょうか。

 

そもそもマンズのクランクベイトの系譜は大きく分けて2つあります。

 

ひとつはアルファベット戦争にも参戦したデブ系クランクのファットアルバート。

 

そしてピッグ、ホウグ、ピグレットという豚の名前をネーミングに採用して人気を博したレイザーバックシリーズが2つ目です。

 

後に出てくる潜行深度がそのまま名前になってしまったデプスプラスシリーズはレイザーバックの子孫と考えてもらうと分かりやすいかも。

 

ファットアルバートもレイザーバックもすでに生産していないので、現行として生き残ってるクランクはワンマイナス、ラウドマウス、デプスプラス、クローダッド位しかないんですが、その途中に短期間だけ生産されたクランクがいくつかあり、その内のひとつが今回のザ・ディープホッグというワケなんです。

 

 

このディープホッグの最大の特徴はこのウェイテッドリップ。

 

このウェイトを見て、ピンと来たあなた! 間違いなく立派なオサーンですね。

 

そうなんです、コイツは80年代後半に勃発したダイビングクランクの潜行深度戦争に打ち勝つべく、レーベルのダブルディープリップに対抗して発売された刺客だったんです。

 

 

実はこれには玉ナシの兄弟がおり、それはポールエライアスが監修したその名もポールズクランクベイト Paul’s Crankbait。

 

米国量販店であるKマートだけで販売された、今で言うところのプライベートブランドのはしりのような商品でした。

 

マンズがどのようなマーケティングプランの元にこれらの商品をリリースしたのかは分かりませんが、これらのクランクが生き残っていない事実を見る限り、明確な違いが分かりにくい事からお互いを食い合ってしまったのかなと。

 

そんな経緯もあって生産期間が短かく、タマ数も多くないんです。

 

 

しかし、その寿命こそ短かったものの、各部の造りは80年代そのもの。

 

このザリガニカラーなんて、『え? これってボーマーのモデルAじゃないの?』ってな仕上がり具合。

 

フツーのブランドだったら特に驚かないような事をマンズがやると、超イレギュラーに思えちゃうなんて、一体どんな会社やねんマンズって。

 

ちなみにコイツのカラー名はブラウンクローダッド。 …思いっきりフツーですね😁

 


 

この時期のマンズはイーグルクローを標準装備してました。

 

のんだくれのイメージでは、マンズ=イーグルクローという図式が勝手に出来上がってたので、こーゆーのを見ると落ち着きます。

 

普段はあんまり目立たないんですけど、やっぱフックってルアーの印象を大きく変えるインパクトを持ってますよね。

 


 

実はこのルアー、もうひとつ秘密が隠されてるんです。

 

なんとコイツにはスローシンキングの兄弟がいたんです。

 

いわゆるサスペンドとは違う、ドレッジ系とでも言いましょうか、とにかく沈むヤツが居たんです。

 

しかしそのシンキング版も大きく取り上げられることもなく、オリジナルのフローティング版と生涯を共にしてしまいました。

 

よって、リップにコブの付いたホッグを見つけたら買いですぞ!

 

しかもそれがスローシンキングだったりしたら… そん時はのんだくれのために買わずに置いといてね😁

 



 

コメント

 

1. セラフ October 14, 2008 06:22
マンズのクランクもこのボディーシェイプになると、時代がよく分からなくって、完全にスルーの対象やったんです(汗)。
そんな微妙な隙間的クランクがあったなんて…。
やっぱマンズは深いです。
しっかり把握してらっしゃる、のんだくれさんの深さにも感動です。

 

2. カープヒロシマ October 14, 2008 07:42
何度か、オクに出てきたの見たことありますが
デプス+と変わらぬ不人気でした。
僕はレイザーバックでザリカラー持ってますけど
マンズのザリって悪党面してますよねぇ。

 

3. かうたん October 14, 2008 12:22
前にこれに似たの見た事有るんですけど…
お尻の方にトムマンサインが入ってた様な気がするんですけど、同じやつでしょうか。
リップのパ○ンコ玉の有無は覚えて無いですねぇ。
+20とかのモールドは無かったんで、あれ?と思ったんですがディープクランクは殆ど使わないからいいやとスルーしちゃいましたよ^^;
誰かフロッグマンと交換してくれます?(笑)

 

4. ザンジバル October 14, 2008 12:49
こんにちは。
マンズには、独特の個性派と、他社の影響で生まれたモノとに分かれますよね…。
他社の影響でのアイテムは短命なモノが多く、人気も無いですね。
二年ほど前に発売された、スィンマンも、最近は見なくなりましたが、…短命モノですかね(笑)

 

5. 彫刻か October 14, 2008 15:05
マンズのクランク楽しいルアーですね。
フィールドに出掛けるときには必ずBOXに入っていますし
いつもレギュラーポジションを占めます。
中でもアクションにキレのある5+がいいですね。

 

7. のんだくれ October 14, 2008 23:17
セラフさん、こんばんは。
マンズのクランクは深いですよー。(笑)
一緒に深みにハマりましょう。(爆)

 

8. のんだくれ October 14, 2008 23:20
カープさん、こんばんは。
そーなんですよね、超不人気なんです、コレ。
でもマンズのクランクは見てると不思議と欲しくなってきちゃうんですよね。(笑)
このザリカラーもシリーズでは唯一のナチュラルなんでオニキです。

 

9. のんだくれ October 14, 2008 23:22
かうたん、まいどです。
フロッグマンと交換だなんて大胆な事言いますねー。(笑)
このシリーズでトムマンサインが入ってるのは見たことないですけど、
もしそんなんがあったらソッコーで買います!(爆)

 

10. のんだくれ October 14, 2008 23:24
ザンジバルさん、まいどです。
スィンマン…  思い出すと涙が出てきます。(笑)
やっぱトムの監修の元で出されたヤツじゃないと短命なんでしょうね。

 

11. のんだくれ October 14, 2008 23:27
彫刻かさん、こんばんは。
結構使い込んでますね? その自信は。(笑)
最近のバスルアーにはこういう楽しみがなくなっちゃったというかクセがなくなっちゃったので
つまんないですよね。