ライテッドクイックフィッシュ Lighted Kwikfish / ルーハージェンセン Luhr Jensen

 

海外では定番のルアーなのに、日本では究極に人気が無いルアーのひとつにへの字型プラグがあります。

いわゆるフラットフィッシュ系のヤツですね。

サイズの小さなものは一部管理釣り場でデッドリーウェポンとして投入されているようですが、それ以外ではまだサーモン系のトローリングルアーという認識が強く、日本では過去の遺物ぐらいにしか認識されておりません。

バス用で一番頑張ってるのはへドンのタドポリーぐらいでしょうか。

しかしそんな地味なルアーでも、我々ニポーン人の知らないところでジワジワと進化してるのをご存知でした?

ということで、今日のゲストはちょっと前にあのラパラにサルベージされてしまい、ミイラ取りがミイラに… を自ら証明してしまった、ルーハージェンセンブランドのライテッドクイックフィッシュ Lighted Kwikfish です。

 

 

日本ではフラットフィッシュの方が有名なので、クイックフィッシュと言われても、はぁ? な知名度ですが、トラウト/サーモンフィッシングが盛んな米北西部やカナダではJプラグとともに非常にポピュラーなルアーです。

トローリングで使うデカサイズから、フライサイズまでそのサイズとカラー、河川のレギュレーションに合わせたリグのバリエーションはバスルアーのそれを圧倒します。

アメリカ人はサマーバケーションを湖畔の別荘やキャンプグラウンドで過ごすことが多いのですが、そういったマウンテンリゾートの近くにあるガソリンスタンドや衣料品店などにも大量のクイックフィッシュが置いてあったりして、その浸透ぶりに驚かされます。

逆にアメリカ南部ではほとんど見られないルアーなので、典型的なローカルベイトと言っても過言ではないでしょう。

 

 

このライテッドクイックフィッシュは、シリーズ中最も使われているK13と呼ばれるサイズ。 トローリングにもキャスティングにも使える汎用性の高いモデルです。

ボディのボリュームの割には5/8オンスと軽く、リトリーブ抵抗も予想しているよりも遥かに軽いので非常に扱いやすいモデルに仕上がっています。

さて、そんなクイックフィッシュが遂げた進化とは… ??

 

 

なんとこのルアー、水に入れるとピカピカ光るんです。

目を凝らしてよーく見てみると、バッテリーと称する部分と、小さなLED球、テールに伸びるワイヤーが確認できます。

ルアーを光らせるというアイデア自体ははるか昔からありましたが、その手のギミックが盛り込まれるのは決まってB級ルアーの類いで、こんな正統派のルアーには全く無縁のモノだと思ってましたが、ルーハーはその禁断を冒してくれました!

人間に例えたら米寿を過ぎたバァさんがスパンコールのタイトセクシードレスを着て歩いてるようなモンですが、こういうアンバランスなトコロに弱いのんだくれはついレジへフラフラと…  やっぱりどこか病んでますね笑

しかーし!肝心の点滅具合は、マジかよ、と思わず独り言を言ってしまったほどのショボさ。

ターミネーターの目の奥で消えてゆく光よりも弱く、火垂るの墓にも出演できないほどの淡ーい瞬きです。

暗闇の動画撮影にもトライしたんですが、それすら映らんほどの弱い光。

パケにはバッテリーは400時間持続する云々と書いてあったけど、そりゃこんだけ弱い光だったら400時間ぐらい持つわなー。

ということでかなり残念な点滅具合でした。 ちゃんちゃん。

 


 

フック、リグともに三平クラスのサーモンにも耐えられるような剛健ワイヤーを使用しています。

バス狙いで投入するなら交換は必須ですが、あまりにも軽いとルアー自体のバランスを崩してしまいかねないのでちょっと注意が必要。

ちなみにこのルアー、使った事がある人ならお分かりだと思いますが、その外見に似合わず、かなりの暴れん坊将軍。

北西部のストリームのなかで鍛えられただけあって、デッドスローからファーストまで、常に最高のパフォーマンスで泳ぎ切ってくれます。

しかも実際にタンクで泳がせてみると、フックとリングがスクラッチする事で発する音が高音でけたたましく、泳ぎだけでなくサウンド面でも非常にアトラクティブに仕上がっていることが分かります。

バスフィッシングでその辺りのメリットがマッチするところは無いかなぁと考えてみたら、ちゃんとありましたよ、ドンピシャな使い方が!

デッドスローでもちゃんと泳ぐ利点を生かして、ウェイクベイトとして使うんです。

こんなフォルムなのに意外と浮力もあるし、その派手な泳ぎから引き波の大きさはお墨付きですから、絶対イケると思いますよ!

って、のんだくれは試した事ありませんけどね。

 

 

クイックフィッシュ自体結構使いやすいルアーなので、こんなピカピカ光るギミックを搭載したらかえってイメージダウンになっちゃうような気がするんですが、どうなんでしょ?

アメリカ人って光ったり鳴ったりってのが大好きだからなー。

古くはストロボスに始まり、レーザールアーやリビングストンルアーズなどのヒカリモノブランドが定期的にデビューするぐらいだからこれも結構売れたんでしょうね。

ちなみにこのカラー名はタイガータクシー。  もうセンスがあるんだか無いんだか😭

 

コメント
*2010年投稿時にいただいたコメントをそのまま転載しています。

 

1. ジェロ October 12, 2010 21:26
この大きさのフラットフィッシュ
ええです♪下のプロップともども
シバスで行けそうです♪

クイックフィッシュ
初めて聞いたわん(笑)

 

2. シスコキッド October 12, 2010 22:00
昔、フラットフィッシュを見事に扱っていた先輩がいたなぁ・・・カーブ!シュート・・・シスコには出来ませんでした。。・・は、さておき、デケーっすね!コレ!!
でも、一番食いついたのはこのカラーっす!
キアゲハの幼虫みたいでgoooood!!
夏の去っていきますなぁ・・

 

3. tei-g October 12, 2010 23:51
期待に胸ふくらませて泳がせてみたらがっかりってところですか。
このタイプのルアーが日本で受けないのは、おそらく目がなくてかわいらしさに欠けるからではないかと(笑)。このカラーは私も好きです。

 

4. のんだくれ October 13, 2010 11:31
ジェロさん
クイックフィッシュって、KWIK FISH ってスペルで完全な当て字なんですが、結構向こうじゃポピュラーなルアーなんですよ。
ピカピカはともかく、ルアー単体としては結構良いんで、ちょっと使い込んでみようかと思ってます。

 

5. のんだくれ October 13, 2010 11:33
シスコさん
キアゲハ。 確かに。(笑)
DD22を普段使いしてるとデカいと思わなくなるのがコワいですね。

 

6. のんだくれ October 13, 2010 11:35
tei-gさん
この手のルアーはガッカリじゃない方が少ないんでもう馴れっ子。(笑)
むしろその方がスゲーのと出会った時に感動するのでイイのかも。  ←若干M入ってます。
やっぱりルアーの目は重要ですねー。
臥竜点睛を欠くとは良く言ったもんです。

 

7. ロングA October 13, 2010 21:57
フラットフィッシュのクリアが今年のMVPだったので気になります。
しかしごついスナップ付いてますね。
こいつ、フラットフィッシュと金型は違うのでしょうか?
ちょっとフラットフィッシュ系を集めてみようかと思っています。

 

8. ひで October 14, 2010 00:29
ひょっとして、スイッチがなくて生産時よりずっと点滅なんでしょうか?・・・^^;
もう、電池がなくなってきて光が弱いとか(笑)
それだと売る方も焦りますね。(爆)アカン~

 

9. ひで October 14, 2010 00:35
あ、読み返して気づきました。(笑)
水に入れると光るってことは、ひょっとしてリグとリグが濡れて通電するしくみだとしたら海水だと強く光るかもです。それか銅線でリグどうしを繋ぐとか・・うーん。。

 

10. のんだくれ October 15, 2010 10:12
ロングさん
フラッフィッシュのクリアってまたコアなルアーつかってますねー。(笑)
ルーハーのサーモン系ルアーって、ボディサイズにかかわらずこのデカスナップが付いてます。
なんか理由があるんでしょうね。

 

11. のんだくれ October 15, 2010 10:15
ひでさん
そうです。 リグ同士で通電します。
海水では試してませんが、ケーブルでリレーした限りでは大して変わらず… (涙)
まあアメルアなんで、見事にピカピカされると妙にもの足りなさが残るのでこれでエエのかも(爆)