ただ深く潜るだけじゃない!超絶パワフルな泳ぎでバスの側線を刺激しまくるクランキンミノー ストレッチ20+ Stretch 20+ / マンズ Mann’s

ジャークベイトマンズベイトカンパニー Mann's Bait Co.ミディアム・ロングビル

最近日本では見向きもされてないダイビングミノーですが、アメリカではレーベルのスプーンビルをはじめ、潜るミノーには根強い人気があります。

各社とも長い間カタログから落ちていないという事は、それなりに使ってるアングラーも多くて、ちゃんと釣れてるという事なんでしょうね。

今日のゲスト、マンズのストレッチ20+(トゥエニープラス)もそのうちのひとつです。

このロングビルミノーはポールアライアスが使ってトーナメントを制したクランクベイト、20+の派生モデルとして80年代後半(のんだくれの記憶が正しければ89年)登場しました。

トーナメントのウィニングルアーとなりゃ売れるのは当然で、その20+人気に便乗して出したニオイがプンプンしますね。

この辺りの、売れる時に売っちゃえ!的な商品展開パターンは万国共通なので、それはそれで妙に安心したりもしますが。

ダイビングビルなんてみんな同じ… という言葉をかき消すかのような存在感のあるリップがコイツの特徴です。

国産はもちろん、レーベルのスプーンビルも比較的スリムなリップを持っていますが、コイツはスリムという言葉とは無縁の武骨さ。

『おいどんはわっぜい潜りますたい!』と言わんばかりのアピアランスはアラバマ州・ユーファウラというディープサウス生まれならではの力強さに溢れてますね。

外見が武骨なら、その泳ぎも期待通りの武骨さです。

先端がしゃくれた、20+譲りのリップがしっかりと水を掴み、グワングワンと大きくボディを揺さぶって潜行します。

その泳ぐ姿は、もはやダイビングミノーなんてシャレたものではなく、クランキンミノー… いや、ドレッジャーと呼ぶにふさわしいパワフルさ。

マンズをはじめ、米国南部に拠点を置くメーカーのルアーにはマディ水系で魚を寄せられる強いディスプレイスメント(水押し)のものが多いのですが、このルアーには特にその傾向が感じられます。

最近は軽い巻き心地とか軽快なダートをウリにしたミノーが多く、こういうパワフルに魚を引っ張ってくる類いのルアーが少ないので余計新鮮に感じますね。

フィニッシュもマンズならではのシンプルなクローム/ブルーバック。

このカラーパターンはもう35年以上前から今も採用されてるご長寿色ですね。

ワンマイナスあたりでこの色のお世話になったアングラーも多いんじゃないでしょうか。

こんなにもデブっちょなので、そのボディが発する浮力は結構なもの。

通常ダイビングミノーはリップの重さゆえ、前傾姿勢で浮きますが、コイツの場合は見事な水平浮き。

ダイビングミノーで水平浮きと聞くと、泳ぎ出しが悪いんじゃない?などと思う人がいると思いますが、それは典型的なジャポネの考え方。

浮力が強いからこそ力強いあのブリブリ泳ぎができる訳で、そもそもレッドネックはそんな些細な事は一切気にしてません。

ちなみにハラの中には良く響く大きな2つのラトルが仕込まれています。

プラ素材がちょい軟らかめなので、こもったようなサウンドが特徴ですね。

コイツは初期に発売されたものなので、ショートシャンクのイーグルクローが標準装備です。

ブロンズのスプリットリングが泣かせてくれますね。

エイトリング辺りのプラ痩せは80年代アメリカンルアーのお約束。

このモデル自体は今でも生産されていますが、最近のモデルは全て2フッカーになってます。

これはソルト用モデルとボディと共有するための生産合理策のようですね。

ボディの両側にネームとブランドのモールドを入れる、通称ダブルスタンプDouble-Stamped になっているのもマンズの伝統のひとつ。

でもせっかく入れたんなら、S20+なんて省略しないで、ちゃんとストレッチ20+って入れて欲しかったなー。

ラウドマウスシリーズあたりはちゃんと入れてくれてるのにザンネン。

さすがにこのあたりのルアーともなると中古屋でもなかなか出合えませんが、最近のダイビングミノーにはない豪快さが味わえるという意味では非常に貴重な存在。

金型が違うので現行モデルとオールドでは微妙にアクションも違いますが力強さは不変。

国産のミノーでは絶対にあり得ないパワフルなクランキングを楽しみたい方はぜひ試してみて下さいな。

 

コメント

 

1. い~もん June 08, 2010 01:56
お晩です
ジャークベイトはよく使いますが、確かにロングビル系は、春先に巻いて止めて釣る以外、あまりしませんわ
ですが このカラー…
綺麗ですね シビれますわ
やはり欲しい f^_^;

 

2. HED-ON82 June 08, 2010 08:40
おはようございます。
こちらのディープミノーは持ってません。
売ってる所もありませんよね?
ここ15年はディープミノーは使ってません・・・・
マンズのクランクは使いますが。
独特のリップが好きです、リップの先の方が独特ですよね、あれはスタック防止ですかね?

 

3. t June 08, 2010 12:57
当然ながら20+と同じリップが付いているわけですね・・・。
あの動きをこのボディーにさせるわけですか、小バスならビビッて逃げるんじゃないですかね。
ということはコバッチを避けてビッグワンだけを狙えるとも言えるわけですが、必要なのはこれを投げる勇気ですね。

 

4. のんだくれ June 08, 2010 14:34
いーもん
ここの読者でその大喜利が分かる人は5人ぐらいしかおらんぞ。
でもヤツは今なにをしとるんだ?

 

5. のんだくれ June 08, 2010 14:35
HED-ON82さん
根掛かり防止よりも、効率良く水を掴む方じゃないかと。
こういうエグいクランクは、誰も使ってないのでハマるとオモロいですよ。

 

6. のんだくれ June 08, 2010 14:37
tさん
確かに勇気が要りますね。
冷たい視線に晒されても投げ続けられるかとうかの勇気が。(笑)
これじゃなくてもロングビル投げてるだけで、こいつアホか的な目で見られますからね。

 

7. 5個セット June 08, 2010 22:07
こんばんはです。
何故だか人気薄のようですねえ。
大きなディープダイバーのプラグに格好良さを感じる時
代でもなくなったのでしょうか。
男らしさに溢れて僕は好きですよ。
お茶目なだけがマンズじゃないことを実感したいもんです。

 

8. 赤ベロ June 08, 2010 23:58
日本製のロングリップミノーはどれも似ている印象がありますが、さすがアメリカ製いやマンズ製といったところでしょうか!
正直、自分はこのカラーにバイトしてしまいました(笑)

 

9. のんだくれ June 09, 2010 10:47
5個セットさん
この人気の無さがまたタマらんのです(爆)
ハードワームと比べて激しく人気に差があるところもまた魅力なり。

 

10. のんだくれ June 09, 2010 10:50
赤ベロさん
コイツには小さいサイズのヤツもあるんですが、存在感といい、動きといい、こっちが飛び抜けてます。
まあ釣れるかどうかは、本人の使う勇気とンsげ続ける気合いだけの問題でしょう。(爆)

 

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