シャロースティック / ストーム

 

最近になってオリジナルシリーズと銘打った旧ストームの復刻モデルを次々に発射してくれてるラパラストーム。

当時と同じモールドを用いてルアーを再販してくれるのは、非常にうれしいですよね。 …と言いつつもモールドはビミョーに違ったりするんですが、まあそんなこと気にしちゃイケマセン。

再販してくれたという事実だけでも称賛に値するんですから。

 

 

だったらコイツも再販してよ! と声高らかに訴えたいのはこのお方、シャロースティック。

『ストームにこんなんあったっけ?』 と言われる事の方が多い、かのピグミースピンと並ぶマイナー部隊の構成員です。

 

 

ストームのミノープラグといえば、名品サンダースティックがありますが実はその陰に隠れてこんなヤツも居たんですね。

それもそのはず、コイツは94年にストームがラパラに売却されるまでの2年間しか製造されなかったので、他のストーム製品に比べて圧倒的に数が少ないんです。

その時期は会社的にもあまりプロモーションがうまく出来ていなかった頃なので他社の新製品に埋もれてしまったんでしょうね。

 

 

ただ、ここでひとつギモンが湧いてきませんか?

『なんでサンダースティックがあるのにこんなのを作ったの?』 と。

それはこの画像を見れば一目瞭然。

リップの大きさやボディの容積が違うことからお分かりのように、この二つは似て非なるものなんです。

その違いを顕著に感じるのは水面での浮き姿勢。

サンダースティックが水平浮きなのに対し、このシャロースティックはケツを下げて浮くんです。

 

 

もうお分かりですね?

実はこのシャロースティック、形こそミノーなんですが性能的にはペンシルベイトとして作られてるんです。

立ち浮き状態からジャークするとたくさんのバブルとともにダイブし、サブサーフェスでヒラリンと身をひるがえす、あの動きですよ。

そう、ビルルイスのラトルスティックが出すあの動きがこのストームの…  おーっと、今日はこれまでだ!(笑)

 

 

ポーズ時にはこのリップの前面が水面とツライチになって、アクションをかけると、水中に大きく空気を巻き込みます。

ボムッ! とたくさんのバブルを巻き込んで潜り、そのアワの中からこのシャロースティックが稲妻のごとく現れてヒラヒラッ!とローリングを見せたかと思うと浮上して再び指示待ちポーズに…

オサカナから見たらそんな風に見えるんじゃないですかね。 知らんけど。

そんなナイスな動きを見せてくれるヤツなので、こんな塗装の液ダレなんて気にしちゃイケマセン。

どの世界にもカンペキなヤツなんていないんですから。

 

 

サンダースティックと違って体積たっぷりのボディにはいかにもストームらしいファイヤータイガーカラーを着せてあります。

この蛍光の度合いといい、控え目な縦縞パターンといい、ホントにストームらしいですね。

ちなみにボディ内部には固定ウェイトのほかに遊動式のジャラジャララトルも封じ込めてあるので、トップ~サブサーフェスのタダ巻きでラトルベイトとしても使えちゃいます。

 

 

ストームといえばやっぱりこの目ですよね。

ボディがデカイ分、目も大きくなってるのでストームマニアとしてはタマりません。

でもあんまり見続けると石に変えられちゃうのでご用心。

ちなみに復刻のクラシックシリーズはクッキリスッキリの目になってるのですぐに判別できますね。

まあその前にプリントされたロゴ見りゃ一発なんですが。

 


 

フックもサンダー君とは違う2フッカー仕様。

当初はソルト用として発売されたので防錆フックが標準装備されてましたが、いつの頃からかこのノーマルフックに仕様変更されてます。

このボディデザインをそのまま流用したジョインテッドサンダースティックは最後まで防錆フックだったのに、一体どーしちゃったんでしょ。

売却前だったから在庫のフックを整理したかったんですかね?

それよりもストームのお約束、エイトリング周辺のプラ痩せによる凹みはポイント高し!

 

 

ストームらしくネームも細かいドットプリントでハラに入ってます。

頭文字のSをちょっと大きくしたりして、それまでのネームではあまり見られなかったデザイン性も顔を覗かせてますね。

相変わらずゴテゴテのパーティングラインもマニアをうならせるのには充分。

 


 

でも兄弟分のジョインテッドサンダースティックは既に本国で復活してるのに、なんでコイツには復活許可が下りないんでしょうか。

全然ダメなルアーならまだしも釣れ釣れルアーなんだし、本人ももう一度下界に降りたがってるみたいだ

から何とかしてあげてくださいよ、ラパラストームさん。

 

 

コメント
*2009年投稿時にいただいたコメントをそのまま転載しています

 

1. 岩谷薫 November 06, 2009 19:31
これ、イイっすね~!!
今年はコーデルのB級ウォーキンスティックの隠れた性能を発見してしまい夢中になってしまった私としては、リップ付きのペンシルは垂涎のルアーです!
ウォーキンスティックはダイブできないし、納得のいくアクションをさせるまでに微妙なチューンが必要だけど、この子は素直そうでいいですね。
リップ付きのペンシルははまるんですよ。ラトルスティックも含め、ホスィ~!

 

2. とびっく November 06, 2009 21:17
5 こんばんは(・∀・)ノ うぉっ!初めて知りましたなんとカッコいいんでしょ!
ぜひ復刻して欲しいぃ~ジョインテッド雷棒は日本には来ないんすかね?(・・?)

 

3. セラフ November 06, 2009 23:08
ラパラストームって表現は、旧ストームと差別化するにはピッタリかもしれませんねぇ~。
でも、あの凹みがあるんですか?。
あるんですね!!。
それだけで許せてしまう気がしますわ~(笑)。

 

4. tei-g November 07, 2009 08:43
スティックって名前の秘密はそこにあったんですね。
知らなければ探すこともなかったであろうルアーがまたひとつ増えました。嬉しいやら悲しいやら。

 

5. ノンらとる November 07, 2009 11:34
こいつを何度落とそうと試みたか…
(;´д`)トホホ
ストーム伝統のスケールカラーもあり、ミノースタイルなのに「シャロー」って名前だけで、もうおっきくなっちゃいます♪
さぁ紹介されちゃったぞ~
(;´д`)コマタ~

 

6. 80’s Bassing November 07, 2009 17:01
(;・∀・)
こんなんあったんや(;゚Д゚)
ヤバイがな。。

 

7. 岩谷薫 November 07, 2009 20:44
2つもコメント書いてスミマセン。
この記事があまりにも気になったので、今日、軽すぎて飛ばない2軍ミノーのお尻に板重りを調整して浮き角60度くらいのリップ付きペンシルに改造しました。
飛ぶようになった上、ミノーのヒラヒラとペンシルの首ふりがドッキングしたから、そりゃ釣れますよね。
浮力の弱いトロイ動きも今の時期にぴったり。この寒いのにトップで予想どうり確実に1匹バスを連れてきてくれました!
一気に一軍へ昇格。ワタスはこんなパチもんで充分ドス。笑。いつも釣りを楽しくしてくれる貴重な情報ありがとうございます。

 

8. のんだくれ November 07, 2009 21:07
岩谷さん
コイツはミノーとして使うとガックシですが、ペンシルと理解して使うといいルアーですよ。
最近はミノー=ジャークベイトとしか理解されないので、こういう縦浮きミノーを
うまく使うとマジで一人爆発が楽しめます。

 

9. のんだくれ November 07, 2009 21:09
とびっくさん
ジョイントのサンダーは2年ぐらい前に出たにも関わらず日本では見ないので
このまま未入荷で終わるでしょう。
あれはジョイントのくせに結構浮力もあるので、ウェイキング気味にウネウネさせると面白いルアーなんですけどね。

 

10. のんだくれ November 07, 2009 21:11
セラフさん
そうです。
あの凹みがあるんです!
さらにオリジナル譲りのテールの上反りもセットです!(爆)

 

11. のんだくれ November 07, 2009 21:12
tei-gさん
遊動のラトルジャラジャラってミノーは案外少ないので貴重な存在ですね。
機会があったら是非ゲットしてみてください。
かなり面白いルアーです。

 

12. のんだくれ November 07, 2009 21:14
お! ノンらとるさん、さすがスケールカラーの存在も知ってますねー。
コイツにはサンダースティックにも設定がなかったブルースケールカラーがあります。
あのヘンはマジでヤヴァいですよ。(笑)

 

13. のんだくれ November 07, 2009 21:16
80’sさん
コイツは浮力もありますからね、水面使いでは最高でしょう。
修行のお伴にぜひ。(笑)

 

14. のんだくれ November 07, 2009 21:22
岩谷さん
まいどです。
心ゆくまで何度でもコメントして下さいな(笑)
結局ルアーフィッシングは妄想の釣りですから岩屋さんの様にどれだけ妄想を働かせたかで結果が出るんですよね。
まあ釣れなくても妙な充実感もありますし笑
ついでに一つお教えしましょう。
ラトリンログの小さい方のやつ(多分3.5インチ?)のケツにウェイトを貼ってナナメ浮きにすると、
イイ感じで動きを殺して、大量殺戮兵器になります。
あ、いうまでもなくサイズは選べません!(爆)