ブランドのアイデンティティを保つには副業程度にしておくのが丁度いいかもというオハナシ / モローべイツ ウォーキングフロッグ

モローベイツ Moreau BaitsX 加筆ポスト
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印象派の絵画のような独特なタッチが特徴のモローべイツ。

 

造形ありきのルアーなのかと思いきや、クイックな首振りで楽しませてくれるスラッシュベイトだったりします。

 

剥製の制作を生業とするモロー親子が副業として始めたベイトメイキングでしたが、その外見に見合わぬパフォーマンスで人気が出て、あっという間にタックルウェアハウスから直々に仕入れたいとオファーが来るほどの存在に。

 

御存知の通り、タックルウェアハウスは米国最大級の取り扱い量を誇るバスフィッシング専門サイト。

 

それゆえあらゆるタックルメーカーから取引依頼が殺到している事でも有名です。

 

一旦彼らのサイトに商品が載ると膨大な注文が舞い込む事になるので、どのメーカーも売り込みに必死になっています。

 

昔タックルウェアハウスからリバー2シーに入った発注メールを見せてもらった事があるんですが、その数はショップの仕入れを遥かに超えた立ち眩みレベル。

 

ホッパープロッパーという人気商品だった事もあるけれど、米国ネット販売の凄まじさを実感しました。

 

しかしシビアなビジネス眼を持つタックルウェアハウスはそう簡単にはモノを売ってくれません。

 

事実、何社ものルアーメーカーやビルダーが彼らに取引を拒否されたのを知っています。

 

タックルウェアハウスで自社商品を売るのはそれほどの難関なのですが、なんとモローべイツは一度出荷しただけですぐに取引を辞退することに。

 

「本業の剥製制作が忙しくなった」というのがその理由。

 

その話を聞いた時、メーカー憧れのサイトからオファーを受けながらもあっさりと引き下がれるのは副業ならではの強さだなぁと感心したものです。

 

しかし逆の見方をすれば、副業ゆえの自由さがあったからこそ、特異な見た目のルアーが生まれたのかもしれません。

 

商売の視点になった途端に魅力を失うのはルアーに限った話じゃないですからね。

 

でもモローべイツのテイストは他には見られないものだけにまた復活して欲しいなぁ

 

 

 

 

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