
ストーム トップウォーカーは、大中小三種類のマルチラトルによるジャラジャラとゴロゴロに加え、ワンノッカーのカコカコ、更にスチールボール同士がぶつかるカチカチサウンドの四重奏ペンシル。

さらに縦扁平ボディによるキレのあるターンと派手スプラッシュときたら投げないテはない。
しかーし! どこにも売ってなーい!
今日本は空前のペンシルベイト不況なので、ショップが仕入れないのはある意味仕方ない部分はあるんだが、こういう実力のあるルアーを仕入れなくてどーすんの?ってオハナシ。

過去に問屋経由でルアーを卸してた頃、展示会に来るショップスタッフのほとんどは「置いとけば売れる商品」にしか興味がなかった。
そもそも問屋の展示会はそういうものだから仕方ないんだが、ルアーの詳細を話すと個人的には興味を持つものの、それを自分なりに噛み砕いて売るという先の展開まで見ようとしない人がほとんど。
「バイヤーやってます」とドヤ顔の某有名店スタッフでさえそのレベルで、こいつバイヤーの意味を完全に取り違えてやがると内心笑っちゃった事も。
しかし関西のとある量販店所属のスタッフは違った。
ルアーの詳細だけでなく売り方もセットで考えていたのだ。
その人の脳裏には何人かの顧客の存在があったようで、「あのお客さんが好きそう」「あのお客さんならこれの面白さを分かってくれそう」と、セールスのイメトレまで。
そして実際にその店からは追加注文が何度も入るなど、それ相応の結果も出していた。
なにかと叩かれがちな量販店スタッフだけれど、考える力がある人は商品の持つパワーを最大限に引き出せるんだなぁと感心した覚えが。
ネットのレビューと動画が主な評価基準となってしまった今、ショップスタッフに昔のプロショップが持ってた威厳と発信力を持てというのは酷な事なのかもしれない。
しかし新製品を並べて売るだけだったらアホでも出来るという事を現場スタッフだけでなくオーナーも再度認識して、トップウォーカーのような流行り廃りではない実力派ルアーを仕入れて欲しいもんです。
各メーカーはショップが売りやすいようにあれこれ尽力してるんだから、それにショップが乗っからなくてどーする!
そうでもしないと、実力を持っていながらも店頭に並ばないというだけで死んでいくルアーが後を絶たなくなってしまうのです。
これはメーカーだけでなく、アングラーにとっても由々しき問題ですぞ!
…と、エラそうな事を言ってみたけど、単にトップウォーカーが買いたいだけだったりしてw


