
ゴミ溜めの中に時々核弾頭級の釣れ釣れルアーが紛れ込んでて、それを探すのがサイコーに楽しかったバスプロショップスのXPSシリーズ。
画像のフラットクランクを筆頭に、ジ・エッグやナイトロミノーなど枚挙に暇がありません。
しかし数年前から変にプロを起用したりと要らん色気を出してきたので小綺麗になってしまい、最大のウリだった宝探し感がゼロに。

バスプロショップスとしては低価格帯の玉石混交状態から脱却したい思惑があるんだろうけど、これってマーケティング的には諸刃の剣。
なぜなら「売れない商品があってこそのベストセラー」だから。
つまり2割のベストセラー商品の背景には8割のあまり動かない商品があるという、いわゆるニハチの法則に則って見てみると、バスプロショップスは8割の方の売れない商品の比率を下げようとしているのが分かります。
これ、ルアーに限らず商品が面白くなくなる一番の原因なんですよね。
そしてこれにはこんな危険性も孕んでいるのです。
「働きバチの割合の法則」です。
働き蜂は、積極的に働く蜂が2割、普通に働く蜂が6割、全く働かない蜂が2割と、どのコロニーも同じぐらいの比率で構成されていることが知られています。
しかし仮に働かない蜂を排除しても、残された蜂の何パーセントが働かなくなるという行動特性を持っています。
それと同じように、売れない商品を減らしてしまうとそれに伴って今まで売れていた商品が売れなくなるというデータも出てるのです。
実際これをバスプロショップスのプライベートブランド商品に当てはめてみると、近年はわかりやすいぐらいにつまらなくなってるのが分かります。
もちろん商品が面白い/つまらないという判断基準には個人差があるので一概には言えませんが、米国の友人も同じような事を言っているので大きく外れていることはないんじゃないかと。、
もちろん日本とアメリカでは釣りのマーケットに圧倒的な差があるので、極東のヲタが何をどう思おうが状況は変わらんとは思いますが、バスプロショップスのいい意味での混沌とした状況が好きなだけに個人的には結構な危機感を感じていたり。
日本ではバスフィッシングの低迷に加えて円安の嵐が襲うなど、誰も米国小売店のプライベートブランドなんかに興味はないかもしれませんが、ちょっと気になったので書いてみました。
ヲタの邪推である事を願いますが。


