ルアーに限ったハナシではないが、斬新なアイデアを盛り込んだヒット商品を見た時に「オレはこんな事昔からやってた」「奴らはオレのアイデアをパクった」と言う人が少なからずいる。
まぁわざわざそう言うぐらいだからあながち嘘ではないのかもしれません。
でもそれを後で言うのは負け惜しみでしかないのよ。
自分が発案者だと胸を張りたいなら、なんで先にそれを商品化しなかったのか?
その時に一念発起してれば、誰にも疑われる事なくヒット作の発案者になれたのに。
そんな事を思い出したルアーがヘドンのスピッティンイメージだった。
スピッティンイメージのキモは縦扁平ボディとこの喫水ライン。
ラインタイ(=力点)が水面より高い位置にあり、入力によって扁平ヘッドが水面に打ち付けるように倒れるので効果的に飛沫が出せる。
言葉で説明すると、そりゃそうだよね!となるけれど、スピッティンイメージが登場するまでこの機能をメインにフィーチャーしたルアーは存在しなかった。
そりゃそうだよね!レベルの、誰もが思いつく意匠のはずなのに。
これと同じような話は新製品が出る度に聞こえてくるので、聞かされる側としては心の底から「またか」の心境。
精神心理学には、「あるアイデアを閃いたら、同じタイミングで同じ事を閃いた人間が複数いる」という概念がある。
その概念が正しいかどうかはワカランけれど、自分が「最初の発案者」になりたいなら即行動を起こさないとジンセイは何も変わらんのです。