「今や巨大コングロマリットとなってしまったプラドコにレベルフラッグは似合わないが、アニバーサリーとかでもいいから初期ロゴを復活させて、ポリコレなんかクソ喰らえ!という反骨心を見せて欲しい。」
というのをXにポストしたら、なんでポリコレ?と言われたのでちょっと解説。
その前に一番のキモであるレベルフラッグについて説明を。
レベルフラッグRebel Flagとは、通称反逆旗と呼ばれる南部海軍旗の事。南北戦争時に南軍の旗となった事から、反逆の象徴とか米国南部の誇りの象徴とされている。
レーベル創業時、米国では北欧からの刺客ラパラが猛威を奮っていた時期。
ジョージ・ペレンはその脅威をアメリカ合衆国軍に見立て、社名をREBELにしたのであろう事は容易に想像できる。
CIによりロゴが変わった後もこのスピリットは継承されており、アニバーサリーモデルとはいえレベルフラッグを大々的にフィーチャーしたクランクベイトをリリースした事も。
レーベルだけではない。あのマンズもレベルフラッグをあしらったパッケージを出すなど、とにかく南部魂の表れでもあるのだ。
しかーし。時は流れ2000年代になってその南部プライドの象徴にも時代の流れが重くのしかかってくることに。
御存知の通り、南部戦争は奴隷制存続を主張した南軍とそれ以外のアメリカ合衆国軍(北軍)との戦い。
レベルフラッグは南部のプライドの象徴であると同時に奴隷制を象徴するものでもあったので、90年代後半からジワジワと広がりだした差別や偏見をなくそうという動きの中で受け入れられなくなって来たのです。
つまりレーベルはその名前こそ反逆者であるけれど、多様性が尊重される時代の流れの前ではもう大手を振って反逆旗を掲げることは出来なくなってしまった、というワケなのです。
そもそもレーベル自体が米国ルアー業界の巨人となってしまった今、反逆旗を掲げる意味がワカラン!となるのが関の山w
でもいちオールドレーベルファンとしては、やっぱり初期ロゴにも愛着があるので捨てがたいのです。
遠い昔、釣具屋のショーケースに鎮座していた青箱レーベルミノーは、もうチビリそうなぐらい神々しかった。
そんな事を思いながらXにポストしたという次第なのです。