Mr. マウス / ブリンプスタックルカンパニー

 

引き続き、頂き物ルアーズの紹介をいってみましょう!

今日のゲストはB級路線まっしぐら!のミスターマウス。

でも、単なるB級ルアーだと思ってナメてかかるとヤケドしまっせ!

 

 

コレはいつもコメントをくれる岩谷さんからのプレゼントです。

関西方面のアングラーの方には聖地として有名だったWood Houseが閉店になるので想い出に… と、のんだくれの分も買ってきてくれたのでした。

いつもながらのお心遣い、心に染みます。

というワケで、今回晴れて千一夜に登場と相成った次第でございます。

でも…  ホントの事言うと、コイツだけは紹介したくなかったのよね…(半泣)

 

 

コイツを世に放ったブリンプスフィッシングタックルカンパニー Blimp’s Fishing Tackle Co. は、1972年にケンタッキー州マンチェスターでジェームズ・ガリソンによって興された会社。

このマウス以外の情報がほとんどないので詳細がイマイチ掴めないのですが、こうして極東の島国にもネズミたちが来ているという事は、それなりの事業規模だったのではないかと。

 

 

このルアーの最大の特徴は、このペラ付きヘッドが水を受けて回転すると、内部に仕込まれた爪が鉄板を引っ掻いてキーキーとネズミが鳴くような音を発する事。

メーカーはこの音をスクィーキーサウンド( Squeaky=ネズミがチューチュー鳴く様子)と称してますが、これがホントにイヤな音で、まるで黒板を爪で引っ掻くあの音そのもの。

人によってはホントに受け付けないイヤな音です。

元々この音響発生装置は【 Fishing lure has noise maker/ノイズ発生装置付きフィッシングルアー 】としてオーナーのジェームズによって、Fishing Lure Having Noisemaker として特許が取得されており、それを元にルアーとして具現化されたものです。
(リンク先のパテント証書にはフルーガーのグローブとの違いなんかが引用されてて興味深いので、超おヒマな方は掘り下げてみてくださいな・笑)

初期のオリジナルモデルは【Squeaky Mr. Mouse 】と銘打たれて当時結構な数が出回ったようです。

初期モデルはペラの形が微妙に違いますので、メイニアの方は是非。

 

 

ボディにはネズミの足をモチーフにして作り込まれています。

オサカナから見ても絶対にネズミには見えないのにこんなトコにこだわるなんて、思いっきりヘンタイですね。

ちなみにボディの中にはワンノッカーのラトルがゴロゴロと音を鳴らしてくれます。

ヘッドが発するキーキー音がネズミの鳴き声ならば、さしずめゴロゴロ音は腹をこわした音ってトコでしょうか。

 

 

シッポはワーム素材でケツに鋳込まれています。

ボディがシッポの素材に侵されてワームバーン状態になってしまうのはご愛嬌。

こういう間抜けなトコがいかにもアメリカンで笑えますね。

 


 

フックは前後ともヒートンを介してイーグルクローが装備されています。

フロントフックだけスプリットリングがカマしてあるのはフッキングを考慮しての事なのでしょうか。

 


 

ボディの両脇にはネームとパテントナンバーがモールドされています。

アメリカとカナダの両国で特許取得をしたようですが、特許番号が両サイドに入ってるあたりに気合が滲み出てますね。

 

 

全長85ミリ、ウェイト3/4oz超、テールヘビーのボディはキモチ良いくらいにバビューンとカッ飛ぶだけでなく、ペラ付きのルアーとは思えないくらい軽快にツバ吐きながらビシバシ犬歩きします。

そのルックスからほとんどの人からは単なるB級ルアーとしか見られていませんが、使ってみて初めて分かるコイツのスゴさ。

こういうところからもデザイナーの本気度が伝わって来ますね。

そんなミスターマウス、フロントペラの首振りスイッシャーとしてフツーに使えちゃいますが、のんだくれはちょっとヒネって、バズベイト的に引き波を立てながらサブサーフェスをタダ巻きで使ってます。

コイツをタダ巻きすると、キーキー音を出しながらなんとケツを左右にゆっくりと振るんです。

それを利用してウェイクベイトやシャロークランクのローテーションメンバーに入れると、思わぬ反応が得られるのでヒジョーに重宝してます。

夏場のナイトゲームではヒジョーに良く釣れますので、もしお持ちなら是非ともバズベイトの代わりにスローなタダ巻きで使ってみてくださいな。

そのシビれる結果に今度は自分自身がキーキー騒ぐことになりますから🤣

 

 

 

コメント
*投稿時にいただいたコメントをそのまま転載しています

 

1. 岩谷薫 June 02, 2011 10:40
うおぉぉぉ!! 先生紹介していただきましたかぁ!笑 ビツクリィ!!!!
(なんか、今朝、グーグルで数増えたな?と思ったんですよ。のんだくれさんの仕業ね!笑)
ここ1年ばかり、今年出版した写真集の為に、ブログでは釣り記事、全く書いていませんが、(すぐ釣りブログになってしまうので。笑)
実は、オールドルアーの購入、研究、釣りはバカほどしています!
Wood Houseの閉店は悲しかったな〜。(厳密には経営者の交代みたいですが)
釣具屋としては50年も歴史があったんですって…。
中学生の頃からハアハアしていたので。涙。そんな中の涙のタタキ売りでしたので…。
買った時は、全く期待していませんでしたが、泳がせてみるとホント、コイツはヤバい。
ただ引きで水面下をイレギュラーにうねりますよね!
研究成果の一つの情報ですが、コイツ、ワームバーンになるおバカなシッポを外して、泳がせると、全く動きがダメになります。
うねりのスタビライザーの役目をしているようです。
オバカな付属品にも意味があり、ムダがないことにも、また感動。皮シッポに替えるのがいいですよね!
せっかく紹介していただいたので、近い内、ものすごいオールドルアーも久々に私のブログで紹介しますね!

 

2. いるか June 02, 2011 12:30
あなたと出会ったあの日
気になりつつもスルーした
ちょうどあのときと同じような
梅雨の晴れ間の太陽が
あの日の過ちをフラッシュバック
つい詞にしてしまうほど今後悔(笑)

 

3. セラフ June 03, 2011 17:13
WOOD HOUSE は仕事で神戸担当になった時に通ってましたし、心斎橋も行きまくってました。
老舗がなくなるのは寂しいですねぇ。
このマウスは夜釣りで使いますが、このキーキー音にいっつも寒気します(笑)。
寒気するのが分かってるのに、投げる前に指で回してしまいますわ~。

 

4. のんだくれ June 04, 2011 02:13
岩谷さん
早速ありがとうござーい。(笑)
のんだくれはこれのネズミカラーを愛用してましたが、頂いたコイツも男にしてやろうかと思ってます。
釣ったらまたDDLCにアップしますねー。

 

5. のんだくれ June 04, 2011 02:14
いるかさん
通常はスルーしちゃうようなルアーですから仕方ないでしょう。
でもこういうのって探してると見つからないもんなんですよねー。

 

6. のんだくれ June 04, 2011 02:15
セラフさん
ホントに鳥肌立ちますよね、コイツの音は。
分かっていながら回してしまう性も妙に納得。(笑)
まああれですよ、結局みんなやる事はおんなじとゆーことです。

 

7. としくん June 04, 2011 21:11
パッケージ内で既にワームバーンってどうよ!
プラ素材自体に色が着いてるのが救い…。
尻尾をサランラップで巻いて保存しております。

 

8. のんだくれ June 07, 2011 03:58
としくん
シッポにサランラップ!(笑)
かなりナイスなワームバーン対処法です!

 

9. ノリオ June 07, 2011 19:47
形は若干いやらしい形してますが、なかなかの強者のようですね!
キーキーと喘ぎながらケツを左右にゆっくりと振り、バスを惹きつけるルアー
一度使ってみたいですね(^^ゞ

 

10. のんだくれ June 10, 2011 17:46
ノリオさん
ケツを振るアクションがバスに効くかどうかはわかりませんが、
コイツで釣った時の充実感はハンパじゃないです。