キャッチ5 Catch 5 / ミロルアー MirrOlure

正規輸入されなかった伏兵

 

日本にはまだほとんど入ってないけれども、実はスンゲー破壊力の持ち主なんですというルアーは数多く存在します。

いや、むしろそんなルアーの方が多いんじゃないでしょうか。

コイツも間違いなくそんなルアーのうちのひとつです。

それはミロールアーが放つジャークベイト、その名もキャッチ5。

もうちょっとちゃんと考えた方が良かったんじゃないの? とツッコミたくなるほどダサダサな名前ですが、その実力はお墨付きです。

 



シャローフラットの定番

 

これは以前紹介したミロダイン同様、サスペンディングトゥイッチベイトに分類されるシンキングのジャークベイトです。

日本ではサスペンディングトゥイッチベイトというカテゴリー自体がマイナーなので、ピンと来ないかもしれませんが、あっちではフロリダキーズやメキシコ湾のシャローフラットでレッドフィッシュやスヌーク狙いの切り札として定番のルアーです。

定番と聞いたら黙ってられないのんだくれ、早速バスにも投入してみましたよ。

 

既存のトゥイッチベイトとは一線を画したセッティング

 

既出のミロダインとの違いはこのワイドなボディ幅です。

この太さだけで言えば、トウィッチベイトというよりはむしろサーフェスウォーカーのようなペンシルベイトちっくなプロファイルですね。

しかしこの恰幅の良いワイドボディが、アクション面においてもミローダインとは全く違う味を出してくれているんです。

 

ボディ形状に似合わないロングスライド

 

このルアーの最大の特徴は、サブサーフェスで足の長ーいスライドを見せてくれるところ。

ロッドをチョンと煽るだけで、右へ左へとキモチ良いくらいに滑走ならぬ滑泳してくれるんです。

 



 

スピーディな攻めにも対応

 

サスペンドを謳っていながらもスローシンキングに設定されているので、かなりピッチの早いドッグウォークでもトビウオになってしまう事が有りません。

シャローの爆撃手としてはかなり使い勝手が良いルアーに仕上がっています。

 

シャローフラットで鍛えられた汎用性

 

このノーズからフロントフックにかけてのフラット部分が、リトリーブ時に水を受けて揚力を発生するので、シンキングでありながらも深く沈んでしまう事がなく一定の水深をキープしやすくなっています。

更にタダ巻きではジョインテッドクロー顔負けのS字軌道スイムも。

レンジはせいぜい水深1mぐらいまでですが、ロッド操作ひとつで波紋を出しながら水面直下を逃げ惑うベイトフィッシュも演じる事ができるという汎用性は注目すべきポイントですね。

潜り過ぎず、かつ浮き過ぎないルアーが要求されるシャローフラットで鍛えられただけのことはありますね。

ミロのアイデンティティでもあるビッグアイ

 

目はミローのトレードマークでもある3Dアイ。

これだけ大きいと水の抵抗も結構なモンでしょうね。

そういえばコイツを水中で首振りさせると、スライドの最後でブレーキがかかったようにキュッと止まる挙動を見せるんですが、この目の大きさも影響してるんでしょうか。

 



 

強いフラッシングを生み出すホログラムフィニッシュ

 

近年のミロルアーに多く見られる、模様が大き目のパターンのホログラムも採用されています。

この大き目パターンのホログラムは、一枚プレートのフラッシュの強さがありながらも乱反射を生み出すのでトゥィッチングベイトには最高なんだぜ、とミローのセールスが熱弁してたのを思い出しました。

でも日本人には絶対ウケませんよね、この手のパターンは。

受けないといえばこのカラーもそう。

ピンクバックにチャートベリーといういかにも塩なカラーリングですが、実戦ではある程度の深さでもルアーが目で追えるので、アクションの演出上非常に役に立ちます。

オサカナがこのカラーを好むかどうかは分かりませんが、アングラーのモチベーションUPには間違いなく貢献するでしょう。

ルアーのカラーが持つ意味や効果は実際に使ってみないとホントに分からないという好例ですね。

あ、言い忘れましたが、ボディの中には低周波サウンドのゴトゴトラトルが封入されています。

 

フックはオリジナルの防錆バージョン


ックは前後とも防錆処理された赤針が搭載されています。

ちなみにこの赤バリはミローがミロレッドフック(=MirrOred Hook)と特別?に命名してまで推している強化バージョン。

個人的に赤バリはあんまり好きじゃないんですが、ミローがそこまで推すなら… ぐらいのキモチで交換せずにそのまま使ってます。

 


 

良くも悪くもミロらしい垢抜けないルックスゆえ、この先も大々的に日本に入って来る事は無いと思いますが、海外にはこういう未知の実力者がまだゴマンと控えてる事をお忘れなく。

 



%d人のブロガーが「いいね」をつけました。