ダイビングバルサB3 Diving Balsa B3 / バグリーズベイトカンパニー Bagley’s Bait Co.

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

水温も落ちてくるこの時期になると、思わず遠い目になってしまう事があります。

 

それはビワコが爆発的にバスを生み出していた80年代中頃のオハナシ。

 

当時、琵琶湖では何を投げてもバコバコに釣れるという狂った状況だったんですが、それでもバスは間違いなくルアーを選んでバイトしてました。

 

そんなセレクティブな(と言えるんか?)状況で活躍してくれたのがこのBD7、少年探偵団… じゃなくてDB3、ダイビングバルサBIIIです。

 



 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

このルアーが登場した85年頃の琵琶湖はもうすでにバカ釣れフィールドとして全国的に認知されており、他府県ナンバーの車があちこちで見られ、有名ポイントには先行者が入っていることも多くなっていました。

 

特に当時は、ダイビングクランク=ディープエリアで使うモノという固定観念があったのか、ディープホールではいつもニーリングまつり🤣

 

しかしそんな中でもしっかりとバスを連れて来てくれたのがコイツだったんです。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

その釣れっぷりと言ったらもう他のクランクべイ…  あ、ヒトの自慢話、しかも20年以上前の話なんて聞きたくないですよね …ということで割愛。

 

当時の状況を知りたい人は、その頃に穴を攻めてた人に聞いてね。

 

あ、そっちの穴じゃなーい!🤣

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

フルサイズクランクベイトの代表のような存在感ですが、そのルックスに似合わずアクションはタイトなピリピリ泳ぎ。

 

当時のダイビングクランクの中では引き抵抗が少なかった(盟友DD22と比較すると、のハナシですがw)事もあり、水深に関係なく必ず投げてた相棒でした。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

その中でものんだくれが溺愛してたのがこのテネシーシャッドカラー。

 

このウツクシイ仕上がりにはニンゲンですらヤラれちゃうんですから、バスがヤラれるのも当然でしょう。

 

学生時代、初めてアメリカに行った時にこのカラーのDBⅢばっかりを死ぬほどレジにエスコートして、『お前はプロフィッシャマンか?』と聞かれてチョーシに乗ってた事を思い出します。 あー、ハズカシ。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ
バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

このリップがタイトなウォブリングを生み出してくれます。

 

テールのアイへと繋がる貫通ワイヤーがバグリーのクラフトマンシップを感じさせてくれますね。

 

誇らしげなバグリーロゴのモールドもナイス。

 

余談ですが、このリップはバグリー工場と同じウィンターヘブンに居を構えていたプラスチック製品製造会社が制作していた物です。

 

適度な柔らかさがあって割れにくいのに、他のプラスチックに比べて比重が軽いので、出来る限り慣性モーメントを小さくしたいクランクベイトのリップに最適だとジムバグリーが惚れ込み、90年代の中頃までバグリーはこの会社が作るリップのみを採用してきました。

 

この会社が作るリップはバグリーだけでなくルアーメイキング用コンポーネントとして全米に卸されていて、リーシッソンやスタンフォードなどのメジャーブランドもこの会社のリップを採用していたとのこと。

 

しかし2000年代に入り、アメリカ企業に良くある会社の売却によりオーナーが変わった事でリップ製造をやめてしまい、メーカーだけでなく個人のガレージビルダーまで市場に出回っている在庫を血眼になって探すという事態が起きたそう。

 

キャッチングコンセプトクランクベイトのビルダー兼社長のハーマンもその一人で、ファクトリーのパーツ倉庫で唸るストックを見せてもらった時、その量に軽い目眩すら覚えました。

 

クランクベイトビルダーにとっては、されどリップですからね。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ
バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

フックは前後ともイーグルを採用。最近のモデルはブラックニッケルや赤針を採用してるので、昔のバグリーを知る者にとってはちょっと寂しいですね。

 

まあフックの性能から言えば今の方がずっと上なんでしょうけど。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

80年代バグリーの証、タイピングネームです。

 

のんだくれ的にはこのネームの時期のバグリーが性能、カラー的にも一番スキですね。

 

時期的には83年~89年ぐらいでしょうか。熟成しきったというか、一番脂がのってたような気がします。

 

それはまるで全盛期の紫彩乃のよう… といえばお分かりいただけるでしょうか。  …知るか!

 

どーでもイイ事ですが、コイツの弟、DBⅡのネームは“Ⅱ”ではなくて“#2”になってます。

 

というか“Ⅱ”バージョンもあったんでしょうか?  どなたかご存じの方がいらっしゃいましたらお教え下さい。

 

バグリー ダイビングバルサB3 インプレ
バグリー ダイビングバルサB3 インプレ

 

近年、日本でも個人ビルダーによるハンドメイドクランク熱が高まっていますが、それはシャロー〜ミッドレンジモデルの話。

 

このダイビングバルサB3のようなディープクランクとなるとハンドメイド物はまだまだ少ないので、もっともっと出てきて欲しいですね。

 

ウッドのクランクじゃないと出せないバスは必ずいるので、『この時期はターンオーバーでディープの水が…』 なーんて受け売りの理論は置いといて、とりあえず深浅問わず投げてみて下さい。

 

水が悪いと言われてるスポットからもちゃーんとバスを連れてきてくれますから。

 



 

コメント

 

1. こんどー October 22, 2009 13:34
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
懐かしい!当時リアル消防~厨房だったんですが、なけなしの小遣いはたいて購入、野池でDB2/DB3/DB3M投げ倒してましたよw
写真のはTSみたいですが、個人的に好きだったのはFTS、クロームのテネシーシャッドカラーでした。
さすがに野池ではDB3以上はデカすぎたのか、釣ったのはDB2を改造してスローシンキングにしたものでしたが・・・

 

2. むぅ October 22, 2009 17:38
DB3もいいけど、
’85年に琵琶湖で釣りしてたってのがうらやましいなあ

 

3. 水澄まし October 22, 2009 19:18
今晩は!
琵琶湖へ行くなら、こいつとチャートのDD22だけは忘れるなと言われましたね。

 

4. かうたん October 22, 2009 19:42
子供の頃はDB1か2を一個持ってただけなんで、しかもあのお値段。
ぶっちゃけ、投げられませんでした(笑)
しかしガキんちょの頃って100%おかっぱりだったのに何故にディープダイバー買ってたんでしょう。。。^^;

 

5. い~もん October 22, 2009 21:02
まいどです
Dクランクながら疲れないえぇルアーですね
晩秋~初冬 たまに投げます 浅い~深い問わず
シャローでもDクランクは要ります!!
バグリー ホットタイガー色に惚れてます

 

6. とびっく October 22, 2009 21:51
こんばんは(・∀・)ノ
イイ色ですよねぇ、バグリー買うのにカラーで迷ったらとりあえずこのカラーは買います。
しかしボコボコ釣れた頃の琵琶湖行ってみたいなぁ。
紫彩乃、知ってます(笑) いいですよねぇ(爆)

 

7. バッス吉 October 23, 2009 00:30
どーもです
あっしは88~90年ごろDホールや
大橋の橋脚でDB3のシャッドカラーと
DD22のグローカラーでおいしい思いをしましたが
最近は全然出動させてないっすねぇ(^_^;)

 

8. のんだくれ October 23, 2009 03:40
こんどーさん
クロームのテネシーシャッド、かっちょいーですよね。
のんだくれも持ってました。
でもすぐに傷だらけになっちゃうのがツラかったっス。

 

9. のんだくれ October 23, 2009 03:42
むうさん
あの時期にビワコで釣りができたという経験は一生忘れられませんね。
ホントいろんな事を教わりましたです、ハイ。
でもあれだけ簡単に釣れちゃうと感動も何もないですよ。(笑)

 

10. のんだくれ October 23, 2009 03:44
水澄ましさん
チャートのDD22もお約束でしたね。
しかしよくあのルアーを一日中巻いてられたなと自分でも思いますわ。
若かったんスね。

 

11. のんだくれ October 23, 2009 03:45
かうたん
それがガキんちょのなせるワザなんです。
当時バグリーはは2,000円ぐらいしてましたもんね。
ブツけてクラックが入ろうもんなら涙目でしたよ。(笑)

 

12. のんだくれ October 23, 2009 03:47
いーもん
バグリーのホットタイガーはエエ色だよね。
しかしバグリーの場合はホットタイガーなん? それともファイヤータイガー?
どっち?

 

13. のんだくれ October 23, 2009 03:52
とびっくさん
あの時期の琵琶湖の状況は世界的に見ても極めて珍しいケースだったようですね。
あれだけの大きな自然湖であれだけのベイトをストックしており、
バスの繁殖がピークを迎えていたというのはまさに神様がくれたプレゼントでした。

 

14. のんだくれ October 23, 2009 03:54
バッス吉さん
橋脚も行きましたねー。
満月の満潮時刻に○番目の橋脚にクランクを打て! とかやってましたね。(笑)
あー懐かし。

 

15. tei-g October 23, 2009 12:29
こんな外見だからさぞかし派手な泳ぎをするのかと思いきや、かなりタイトな泳ぎで驚いた覚えがあります。
フェイバリットカラーはH69T(ホットタイガー)です。
バグリーらしさが感じられるのは、やっぱり鷲爪をまとってる時代までのやつじゃないかと。

 

16. 80’s Bassing October 24, 2009 11:55
オラオラ状態の中でも多々殉職させてしまいました(爆)
今考えるとそれだけでも結構な金額が湖底の藻屑に・・

 

17. のんだくれ October 25, 2009 01:52
80’Sさん
コイツ、当時は2,000円ぐらいしてましたからね。
10個ロストでニマンエン。(大汗)